テコンドーの稽古と銭湯のお話

押上道場での稽古後には、施設にあるシャワーを使用することも出来ますが、銭湯に行くこともお薦めです。新陳代謝の活発化、リラックス効果など、入浴すること自体にも様々なメリットがありますが、稽古後の入浴により、トレーニング効果を高めることもできます。押上道場周辺には魅力的な銭湯がいくつかありますので、是非行ってみてください。今回は、テコンドーの稽古後に入浴することのメリットや、道場周辺の銭湯をご紹介します。 テコンドーの稽古 テコンドーの稽古では基本動作や型をやりこんだり、ミットをたくさん蹴ったり、全身をダイナミックに使った運動を行います。また、持続的運動を一定時間行う有酸素運動と、強度の高い運動を短時間で行う無酸素運動のそれぞれの要素があり、身体づくりに効果的であると同時に、全身の筋肉が消耗します。厚生労働省が公表する「健康づくりのための身体活動基準」の中でも、テコンドーは強度の高い運動の部類として例示されています。 テコンドーの稽古により全身の筋肉が消耗し、疲労が蓄積されますので、身体のケアも必要です。 入浴のメリット 新陳代謝の活発化、リラックス効果、美容効果、要介護・脳心血管発症リスクの減少など 運動 ✖️ 入浴のメリット ・疲労回復:運動後、30分〜1時間後に入浴することで疲労回復効果が得られます。体温が上昇し、血行が促進されるためです。血液の循環が向上することで、酸素の供給スピードが加速し、疲れの原因となる乳酸をより多く分解してくれます。そして凝り固まった筋肉に柔軟性が生まれ、疲労回復が早まります。・筋肉生成:運動することで筋肉が損傷し、修復する際に肥大化していきます。この時入浴により細胞を温めることで、筋肉生成が促されます。 注意点 場合によっては逆効果となるため、以下に注意して入浴するようにしましょう。 ・入浴前にクールダウンをする:熱いお風呂に入ると、体温を下げるために皮膚に血液が集まり、トレーニングで筋肉にたまった疲労物質を取り除く血液が足りなくなってしまいます。クールダウンによって、疲労物質を運び去る血液を筋肉まで循環させることが大切です。 ストレッチで十分にクールダウンをしてから、入浴するようにしましょう。・水分補給を十分にする:稽古や入浴により、脱水症状が起きやすい状態になっています。水分補給はしっかり行うようにしましょう。・疲労感が増す場合もある:トレーニングの度合いによっては、かえって疲労感が増したり、筋肉に炎症が起きてしまう場合があります。ハードな練習をした後は無理せず、38~40℃のぬるめのお湯に浸かる、長時間の入浴は避けるなど、注意が必要です。 テコンドー押上道場周辺の銭湯 ※2023年11月時点の情報です。 日替わり温泉薬師湯:毎日変わる100種類以上のユニークな薬湯が特徴的です。料金:大人520円、中学生420円、小学生200円、幼児100円、サウナ+200円アクセス:とうきょうスカイツリー駅より徒歩2分、押上道場より徒歩3分URL: http://yakushiyu.com/ さくら湯:商店街の中にあり、下町情緒いっぱいです。料金:大人520円、中学生420円、小学生200円、幼児100円、サウナ+200円アクセス:押上駅より徒歩2分、押上道場より徒歩15分URL: http://sakurayu.jp/ 押上温泉大黒湯:ルーフテラスとギャラリーのある銭湯です。料金:大人520円、中学生420円、小学生200円、幼児100円、サウナ平日+300円・土日祝+330円アクセス:押上駅より徒歩6分、押上道場より徒歩16分URL: https://www.daikokuyu.com/index.html テコンドーの稽古で身体を動かし銭湯で汗を流せば、心も身体もリフレッシュし、良いこと尽くしです。仲間と一緒に行けば、仲も深められるかもしれませんね!

ロードワークがもたらすテコンドーへの効果

TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )では、稽古にロードワークを取り入れています。ロードワークはテコンドーにおいて重要なトレーニング方法であり、ロードワークを行うことによって上達が早まります。技術の向上に直結しないと考え、おろそかにしてはいけません。ロードワークの効果等を紹介しますので、辛いトレーニングも前向きに取り組んでみましょう。 ロードワークとは ロードワーク(roadwork)とは、競技の基礎体力を養成するために路上で行なうトレーニングのことで、ランニング、縄跳びなどの方法があります。 テコンドーにおけるロードワークの効果 ① 足腰の強化 ロードワークでは、特に下半身の筋肉を鍛えることができるため、力強くバランスの良い蹴りを繰り出すための基礎作りができます。坂道や階段を使うことで強度があがるので、平坦な道だけではなく様々なコースを上手く使ってロードワークに変化を持たせることも効果的です。 ② スムーズな体重移動 ロードワークでは、適切な体重移動を身に付けることもできます。俊敏で安定したフットワークと足運びができるようになるので、鋭い攻撃と堅い防御が可能となります。 ③ リズム・バランスの習得 走る・跳ぶ動作はテコンドーのステップや蹴り技と直結する動きです。ランニングや縄跳びにおけるリズミカルに足で地面を押し、膝を振り上げ、身体の軸を保ち、腕を振る動作は、テコンドーの組手や型のリズム・バランスに通ずるものがあります。 ④ 減量効果 ロードワークは減量したい方にもおすすめできるトレーニングです。日々のテコンドーの稽古にプラスして行うことで、基礎代謝・活動代謝がともにアップします。テコンドーの大会に出るためには減量が必要になる方もいますが、ロードワークは、筋肉を落とすことなく減量することに役立ちます。もちろん美容目的での減量にも効果的です。食事制限より美しく痩せることができ、新陳代謝の活発化、老廃物の排出などお肌にも良いことばかりです!無理して行う必要はありませんが、1kmでも走ることを続けてみると、これまでとは違う身体の変化を感じられるかもしれません。 ⑤ メンタルの強化 ランニングを習慣にすると「今日も達成できた!」という充実感を味わうことが出来るとともに、たくさん走ったという自信は、メンタルの強い支えになります。それだけでなく、気軽にできるランニングは脳内に「セロトニン」と「ドーパミン」を分泌します。これらはストレスを緩和する効果がある脳内ホルモンです。心身ともに元気になり、それが「メンタルの強さ」に繋がります。 ロードワークを行う上での注意点 怪我の防止や効率的な運動のために、以下の注意点を守るようにしましょう。① ウォームアップとクールダウンをする② 自分に合ったシューズを選ぶ③ ペースと距離の管理をする(自分のレベルや体調に合わせる)④ 水分補給を十分に行う⑤ コースの環境を考慮する(交通量の少ない道路や公園など、安全な場所で行う)⑥ 正しいフォームを心がける(背筋を伸ばし、腕は90度の角度で振り、踵からつま先へと着地する)⑦ 呼吸法を意識する(鼻から深く吸って、口から吐く) 以上、ランニングを中心にロードワークについて紹介しました。ロードワークは苦しく、休みたい気持ちに負けそうになる時もあるかもしれませんが、継続することが大切です。本コラムの執筆者も運動が苦手でしたが、週1~2回のランニングを続けるうちに、20km走れるようになりました。少しずつでも定期的にこなしていけば、着実に力がついていきますので、己に打ち勝ち頑張りましょう!

昇級・昇段の制度について

テコンドーの道場では、様々な色の帯を締めた稽古生がいます。帯の種類は段級ごとに区別されており、それぞれの色に意味が込められています。昇級・昇段は日頃の稽古の目標や節目となる貴重な機会です。また、帯色が変わることは大きな自信と自覚に繋がり、モチベーションの1つになり得ます。昇級・昇段の仕組みを理解し、いつまでにどの級・段を目指したいか、目標を立ててみましょう。 帯の種類 段級 色 イメージ 説明 10級 白 白は何もない状態を表します。 テコンドーに対する知識がない状態です。 9級 白+黄線 8級 黄 黄色は大地を表します。植物が芽を出し、根を張る土台です。 テコンドーの基礎ができ始めた状態です。 7級 黄+緑線 6級 緑 緑は植物の成長を表します。 テコンドーの技術が向上し始めた状態です。 5級 緑+青線 4級 青 青は空を表します。植物が空に向かって大きく育ったことを意味します。 テコンドーの技術が上達した状態です。 3級 青+赤線 2級 赤 赤は果実を表します。技術が高いレベルまで実った状態です。 また、赤は危険も表します。高い技術ゆえに怪我を生じさせる危険性があります。 コントロールを身に付けることを促すとともに、他者に近寄らないよう警告します。 1級 赤+黒線 1段~9段 黒 黒は白の反対を表します。 技術面の成熟・熟達や、暗闇・恐れへの耐性を意味します。 段級 色 イメージ 説明 10級 白 9級 白+黄線 白は何もない状態を表します。テコンドーに対する知識がない状態です。 8級 黄 7級 黄+緑線 黄色は大地を表します。植物が芽を出し、根を張る土台です。テコンドーの基礎ができ始めた状態です。 […]

テコンドーの技を習得するための5つのステップ

テコンドーの新しい技を習っているとき、自分が今どの段階まで出来るようになったのか、あとどのくらいで習得できるのか、不安に思うこともあるかもしれません。テコンドーの技を習得するには「5つのステップ」があり、順を追って達成することで着実に上達することができます。自分の現在位置や、次に取り組むべき段階を確認する道しるべとなりますので、このステップに従って習得するようにしましょう。 5つのステップ ステップ1:知る・学ぶステップ2:試行するステップ3:理解するステップ4:成功するステップ5:習得する ステップ1:知る・学ぶ 新しい技を習うときは、まずは正しい方法を知る・学ぶ、つまりインプットすることから始まります。先生からやり方を習い、知識として正しく覚えることができたら、次のステップに進みましょう。 ステップ2:試行する ステップ1で学んだことをアウトプットに移す段階です。習った知識のとおりに身体を動かし、繰り返しやってみましょう。初めはうまくいかないかもしれませんが、まずは自分の身体を習ったとおりに動かせるよう、何度も何度も試してみることが重要です。動きに身体が慣れてきたら、次のステップに進む頃です。 ステップ3:理解する どうしたら正しく技が出せるか、知識としてではなく身体で理解できる段階です。失敗からどうしたらうまくできるかを考え、さらにやってみるという「試行錯誤」を重ねます。その中で気づきを得られるようになり、その気づきからさらに修正を繰り返すことで、徐々に「分かる」「理解する」状態となります。このステップで得た「気づき」は、次のステップ以降も忘れないようにしましょう。 ステップ4:成功する ステップ3で理解した状態で練習を重ねると、「できる」という成功体験を得ることができます。毎回成功するわけではなく、何回かに1回できることがあるくらいの段階です。まだ動きがぎこちないこともあるでしょう。精度を高め、成功できる頻度を増やしていくと、次のステップになります。 ステップ5:習得する 「常にできる」とういう状態であり、できることが習慣化されている段階です。無意識でスムーズにできる状態です。成功体験を重ね、だんだんとコツをつかむことで、この段階に至ることができます。このステップを達成できれば、技を習得できたことになります。おめでとうございます! 以上が、テコンドーの技を習得するための5つのステップとなります。どのステップが欠けても、順番が違っていても、技をうまく習得することはできません。初心者でも上級者でも同様です。このステップを意識して、稽古に取り組むようにしましょう。また、各段階での技術的な練習と並行して、筋力、柔軟性、バランスも向上させていくことが大切です。さらに、5つのステップを乗り越えて技を習得した後も、常に、もっとスムーズにできないか、何か応用することはできないかなどを探求することが大切です。5つのステップは基本的な手順とりますので、それに留まらずに、身体作りやさらなる高みを目指した練習も心掛けましょう。

気持ちよく稽古するために

今回はTKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )の稽古の中で、皆さんに守っていただきたいことを紹介します。「謙虚な姿勢」、「調和」、「感謝の心」が根底にあり、当たり前のことかもしれませんが、お互いが気持ちよく稽古するためには大切なことです。 適宜、稽古の中でも周知徹底をしていますが、1人1人が心掛けていただくようお願いいたします。 挨拶 テコンドーの稽古は礼に始まり礼に終わります。必ず先生や他の稽古生等に対して自分から挨拶をしましょう。 敬意 先生や他の稽古生等、年齢や地位に関係なくお互いに敬意を示しましょう。 言葉遣い 適切な言葉遣いをしましょう。前項とも関連しますが、それだけで相手に敬意を示すことができます。 指示の遵守 先生や先輩の指示に従って稽古を行いましょう。特にスパーリング(組手)の稽古では、怪我をしないためにも指示をよく聞き、安全に配慮して稽古に励みましょう。 時間管理 時間を守りましょう。自分の遅れが、他の人の時間を奪うことにも繋がります。事情があって遅れてしまう場合は、先生や他の稽古生に対して誠意のある態度を示しましょう。 両手で受け渡し 稽古中に人にミットなどの物を受け渡しする際は、受け取る側も渡す側も、両手を使いましょう。用具を大切に扱う心、相手に丁寧に接する心を持って行います。 施設・備品の使用 施設や備品は感謝を込め、きれいに使いましょう。ミットなどを使った場合は、アルコール消毒をしてタオルで汗などを拭きとりましょう。 身だしなみ 道着は常に清潔にし、整えておきましょう。帯がほどけた状態にならないようしっかりと結びましょう。 整理整頓 自分の持ち物はすべてロッカーに入れましょう。入りきらない場合も人の迷惑にならないように、まとめて隅に置きましょう。 道場の一員として相応しい行動を 先に道場に入った人は道場の顔でもあります。皆さんの発言や行動はまわりの人からよく見られています。後から入門した人ががっかりしない道場にしましょう。 体調管理 体調が万全でない場合は無理をせず休憩しましょう。他の稽古生の練習の質の低下や、怪我に繋がる場合もあります。 ミット受けも練習 ミットで受ける側も真剣に取り組みましょう。ミットを使った稽古は技を出す側(打つ側)だけでなく、受ける側の練習でもあります。特にミットで受けることは相手の攻撃を間近で見る良い機会で、防御の練習に最適です。 型の稽古 型の順番を間違えないように気をつけましょう。皆で合わせている中1人が間違えると、練習が中断され、周囲の集中力も切れてしまいます。 組手の稽古 怪我をしない・させないように気をつけましょう。組手を実戦形式で行うスパーリングは、TKD-SORAでは以下の種類に分けています。それぞれの目的に合わせて技のスピードやパワーのコントロール、距離感とタイミングを調整することで、怪我を防止します。 ・マススパーリング:相手に攻撃を触れさせない練習方法で、相手をよく見て距離感とタイミングを学ぶための練習です。自分の攻撃は相手に当てないようにしましょう。・ライトスパーリング:名前のとおり攻撃を軽く当てるのみで、ダメージが無いようスピードとパワーをコントロールする練習です。距離感とタイミングに加え、コントロールを覚えましょう。自分にとっての「軽い」攻撃ではなく、相手にとっての「軽い」攻撃であることに注意をしてください。相手にとって軽くなければ、怪我の原因になります。・スパーリング:スピードとインパクトのある攻撃を行う練習方法で、相手のプレッシャーを感じながら攻防を楽しみます。必ず防具(グローブ、フットプロテクター、マウスピース等)を付けて行ってください。 相手に怪我をさせないだけでなく、自分が怪我をしないことも重要です。自分が怪我をすると、相手にも嫌な気持ちをさせることになります。マナーとして、上記は守るようにしてください。 以上が、当道場で守っていただきたいこととなります。皆が気持ちよく稽古をするためには、道場全体で取り組むことが重要です。1人でも逸脱する人がいると、道場の雰囲気の悪化に繋がる可能性がありますが、全員が守れば、稽古がより充実した場となり、テコンドーを楽しく続けることができるでしょう。また、これらはテコンドーに限ったことではありません。是非、道場外でも自然に実践できるよう、身に付けてください。日々の生活で心を豊かに保つ手助けになるはずです。今回紹介したことを守ることで、精神鍛錬を行い、凛とした強い心を養いましょう。

テコンドー押上道場の年間スケジュール

TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )では、一年間で次のような行事があります。※記載内容はイメージです。状況により時期がずれることや実施しないこともあります。 1月 初稽古、昇段審査 年始のお休み明けには、初稽古があります。初稽古では、初心に戻って基本の動作や蹴りに重点を置いた稽古を行います。乱れがちな食生活やお休みでなまってしまった身体をしっかり動かし、気持ちを新たに1年頑張りましょう。また、下旬には、府中道場で昇段審査があります。段位に応じて、型、組手、板割りなどの決まった昇段課題があります。昇段を目指す方は計画的に準備し、日々の稽古に励みましょう。 2-3月 全日本選手権 毎年2月から3月には、日本国際テコンドー協会が主催する全日本テコンドー選手権大会が2日間にわたって開催されます。テコンドーの日本一を決めるため、全国各地から選手が集まります。型や組手の競技で、選手たちがルールに則り最高の力を発揮します。他にも記念式典では日本国際テコンドー協会の師範演武や少年部演武があり見応えがあります。押上道場からは、指導者が10回以上型と組手の激戦区の競技カテゴリーで出場しています。当道場の稽古生から出場できる選手が育つことが目標の1つですので、出場を目指したい方は一緒に頑張りましょう! 3-4月 演武 2023年3月には、道場の近くにある墨田区隅田公園で行われたイベントで演武を行いました。テコンドーの蹴り技によるミット蹴り、基本動作、約束組手、型、組手、板割りが行われました。このようなデモンストレーションも、日頃の稽古の成果を発揮できる重要な場です。稽古を続けるモチベーションの1つとなりますので、積極的に参加してみましょう。 5月 アウトドアトレーニング 寒さも和らぎ暖かくなってきた時期に、日頃の稽古とは場所を変え、気持ちと身体をリフレッシュさせることを目的に、野外でトレーニングを行います。隅田川沿いでのランニング、広場での短距離走などのトレーニング、ミット蹴り、型や組手の稽古などを行います。 5月~ 競技大会 当道場では選手の育成も行っています。5月から12月にかけて、東京近郊で10近くの競技大会が開催されます。秋には全日本選手権の予選大会も開催されます。大会もまた日頃の稽古の目標であり、稽古生にとっての節目となる貴重な機会です。準備をして臨むことが大切です。試合結果によっては悔しい気持ちになることもあるかと思いますが、その経験が大きなバネになります。練習と試合の繰り返しで、着実に成長していきます。 7月 昇段審査、全日本ジュニア大会 昇段審査は1月と同様、府中道場で行われます。また、10歳~17歳を対象とした、全日本ジュニア大会が開催されます。2023年は、東京都日野市にある日野市市民の森ふれあいホールにて行われました。大会への出場は、日々の努力の大切さ、負けることの悔しさ、勝つことの難しさと喜びを学ぶことができる、ジュニア選手にとっても大きく成長できる機会となります。 8月 お盆休み、サマーキャンプ お盆期間は道場はお休みとなります。夏休みの間には、泊まり込みでの稽古を計画しています。普段の道場とは異なる非日常的な環境で、集中的にトレーニングを行います。仲間との絆を深める場にもなります。 9月 アウトドアトレーニング 夏の暑さが和らぐ頃、2回目の野外トレーニングを行います。残暑がある可能性がありますので、熱中症に気を付けながら行います。 10-11月 昇級審査 昇級審査は日頃の稽古の目標であり、稽古生にとっての節目となる貴重な機会です。新しい型や技術を習得する機会となり、昇級して帯色が変わることは大きな自信と自覚に繋がり、より高いレベルの稽古へのステップとなります。昇級審査は10,11月に限らず多数の道場で定期的に行われていますので、ご都合のいいタイミングで受けましょう。受審するためには先生の見極めと承認が必要になりますので、受けたい方はお早めにご相談ください。 12月 締め稽古 実践を多く取り入れ、1年間で習得した技術をアウトプットする稽古を行います。一年間の集大成として成果を出し切り、年を締めくくりましょう。その中で見つけた課題は翌年に克服できるよう目標を立て、さらなる成長を目指しましょう。 以上が、年間スケジュールの一例となります。当道場に通う際のイメージや、練習の計画を立てることにお役立ていただければ幸いです。一年間が充実したテコンドーライフとなりますように!

テコンドー押上道場の稽古(2023年時点)

TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )では、毎週土曜日13:00-16:00に稽古を行っています。どのような稽古を行っているか、ある1日の成年部練習メニューを紹介します。 13:00前 挨拶・一礼 稽古開始前には先生に挨拶して「テコン」とお互いに一礼を済ませます。また、稽古開始前の時間は一礼・挨拶をするだけでなく仲間とのコミュニケーションや先生へ個別質問をしたり、アドバイスをもらうのに最適な時間です。 13:00〜準備運動・ストレッチ・ウォーミングアップ 先生の号令で基本的な運動をします。まずは小さな動きから行い、怪我を予防します。 準備運動:稽古で最高のパフォーマンスを出せるよう準備をします。体温を上げ、固くなった身体をほぐし、筋肉の状態を整えます。身体の間接の一つ一つをよく動かすようにしましょう。 ストレッチ:身体を動かして柔軟性を高める動的なストレッチや、反動をつけずに筋肉をゆっくりと伸張させる静的なストレッチを行います。 ウォーミングアップ:基本的な跳躍や前転・後転・側転などの器械体操といった身体操作の練習等を行います。ゲーム形式で行う場合もあります。 13:25〜休憩 13:30〜反復練習 基本となる技術を習得するため、反復練習を行います。テーマは日によって様々ですが、組手の稽古につながるステップや蹴り技、型の稽古につながる動作や立ち方を繰り返し行いフォームを整えます。回数を重ねることで意味を理解し身体に動作が染みつきます。 14:00〜サンドバッグ打ち・ミット打ち サンドバックやミットにキックやパンチなどの技を打ち込む稽古をします。ここでは的に技を当てる正確性と力を出す能力を養います。技を磨き、洗練させるための稽古です。 15:15〜組手の稽古 パートナーと向かい合って相手の攻撃を受けたり避ける練習や、自分から攻撃する稽古をします。 相手に触れないマススパーリング等で、安全に配慮しながらも実践に近い稽古も行います。 15:40〜自主トレーニング 当日習った内容や個人の課題を反復練習するなど、自主トレーニングを行います。 上記のほか、スクワット、腕立て、バーピージャンプ等、身体づくりのためのフィジカルトレーニングを行うこともあります。いずれも、体調や安全に配慮した稽古を行います。 以上が成年部練習メニューの一例となります。押上道場にご興味のある方は、練習の流れをイメージいただけましたら幸いです。道場生の方は、全体感を把握したり各練習の目的を理解することで、効果的な稽古に繋げていただければと思います。

テコンドーの基本的な用語

TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )に入門してまず習うのは、「礼」です。武道の稽古は「礼に始まり礼に終わる」と言われます。礼によって相手を尊重し、敬意を示す、武道で大切にされる精神です。テコンドーの稽古で礼をするときは、 チャリョッ(차렷:気をつけ)キョンネ(경례:敬礼) という韓国語の号令でお互いに頭を下げ、お互いに「テコン(태권)」と言うことで礼をします。他にも韓国語の号令や用語がたくさんありますので、紹介します。 数の数え方 韓国語では日本語と同様に、漢数詞(1, 2, 3…)と固有数詞(1つ, 2つ, 3つ…)があります。テコンドーの稽古で数を数えるときは、蹴りや動作の反復をする際など、主に固有数詞を使います。漢数詞も番号などで使うこともあります。漢数詞は漢字に由来していることから、中国語や日本語の発音とも似ていますね。 漢数詞 (番号などで用いる) 固有数詞(稽古で毎回使う) 1 일(イル) 1つ 하나(ハナ) 2 이 (イー) 2つ 둘(トゥル) 3 삼(サム) 3つ 셋(セッ) 4 사(サー) 4つ 넷(ネッ) 5 오(オー) 5つ 다섯(タソッ) 6 육(ユッ) 6つ 여섯(ヨソッ) 7 칠(チル) 7つ 일곱(イルゴプ) 8 팔(パル) 8つ 여덟(ヨドル) 9 구(クー) 9つ 아홉(アホプ) 10 십(シプ) 10 […]

4年ぶりの隅田川花火大会、隅田川とうろう流し

隅田川は、下町に住む人々にとって昔から身近で特別な存在です。多くの文学作品や浮世絵の題材となり、瀧廉太郎の「春のうららの 隅田川…」という歌「花」はとても有名です。今でも、隅田川では様々なイベントが開催され、地元民からも観光客からも愛されています。今回は、今年の夏に4年ぶりに開催された2つのイベント、隅田川花火大会と隅田川とうろう流しについて紹介します。 隅田川花火大会 日時:2023年7月29日(土)19:00~20:30場所:桜橋下流~言問橋上流(第一会場)、駒形橋下流~厩橋上流(第二会場)国内最大級を誇る花火大会で、約2万発の花火が夜空を彩りました。今年の人出は過去最多の103万5千人だったそうで、大変な混雑でした。 隅田川花火大会の起源は、江戸幕府8代将軍・徳川吉宗の時代、享保18年(1733)に催された最初の両国川開きにまで溯ります。 両国川開きは、当時の大飢饉や江戸に流行した疫病による死者供養と災厄除去を祈願して行われたもので、この川開きの初日に花火が打ち上げられました。以後、両国の川開きと花火は昭和36年(1961)まで続けられ、交通事情の悪化等を理由に中止されてしまいますが、昭和53年(1978)、隅田川花火大会と名前を変えて復活し、現在に至っています。 隅田川とうろう流し 日時:2023年8月12日(土)18:30〜20:00場所:吾妻橋~言問橋墨田区・台東区が連携し、隅田川とうろう流しが行われました。東京スカイツリーなどの夜景を背景に、多くの地元住民や観光客が想いを込めて灯籠を流しました。 隅田川とうろう流しは、関東大震災や東京大空襲などで隅田川で亡くなった方の霊を弔うために始まりました。 昭和21年(1946)に浅草で行われた復興祭の際、行列をなした親族たちが隅田川の川岸から灯籠を流したことをきっかけに、毎年約3,000個もの灯籠を流すようになったそうです。花火の打ち上げや、消防庁による吹奏演奏も行われ、国際的なニュース報道もされるほど盛況でしたが、隅田川の防潮堤の整備をするため昭和40年(1965)を最後に中止となりました。そして、隅田川沿岸の親水テラスやスロープ整備が整った2005年、浅草観光連盟が40年ぶりに「流灯会」(りゅうとうえ)を実施。2018年以降は、隅田川を挟む墨田区と台東区浅草の連携事業として行われるようになりました。死者の魂を弔うために始まった行事ですが、今では、故人の名前だけでなく、願いごとや、思い思いの絵がかかれた灯籠が流されています。 テコンドー押上道場では、花火大会もとうろう流しも、いずれの日も通常どおり16時まで稽古がありました。来年は、稽古終わりに道場生と一緒に見れたら、と思っています!

ITFとWTについて

テコンドーには、大きく分けて「国際テコンドー連盟(ITF)」と「ワールドテコンドー(WT)」という2つの系統があります。 どちらも型と組手の競技があり、蹴り技に重きを置いている等の共通点がありますが、その競技特性やルールは異なります。 【歴史】 テコンドーを命名した韓国の崔泓熙(チェ・ホンヒ)総裁は、1966年3月22日、9ヶ国の承認を受けて、国際テコンドー連盟(International Taekwon-do Federation、略称:ITF)がソウルに発足しました。1972年カナダ(トロント)に本部を移します。1985年以降、ITFは、オーストリアのウィーンに本部を移転し、2023年現在は3代目会長のリ・ヨンソン会長のもと活発な活動を続けています。一方、1973年、韓国(ソウル)では世界テコンドー連盟(World Taekwondo Federation、略称:WTF)(2017年、ワールドテコンドー(WT)に改称)が設立され、テコンドーは2つの系統に分かれて発展していくことになりました。 【型】 決められた演武線の上で、手足を使った技の正確性やパワー、呼吸、バランス、リズム等を評価して競います。身体のコントロールや表現力が試される競技です。ITFでは型を「トゥル」と呼び、24種類の型があります。力の理論に基づき、全身のバネを駆使したダイナミックな動作によって構成されています。WTでは「プムセ」と呼び、17種類の型があり、テンポの良い動作により構成されています。 【組手】 決められた部位で、決められた場所を正確に攻撃・防御する技術を得点で競います。蹴りのポイントが高くなっています。 ITFとWTでは有効技によるポイントの付け方に違いがあります。ITFでは組手を「マッソギ」と呼びます。多彩で力強い足技に加えて、顔面への突きも認められており、手技と蹴り技のバランスが良いルールになっています。WTでは「キョルギ」と呼び、頭部への攻撃は蹴り技のみが認められています。 【その他の競技】 ・スペャルテクニック 指定された跳び蹴りによる板割りを行い、その高さまたは距離を競います。華麗で打点の高い足技を有するテコンドー独特の競技であり、跳躍力、柔軟性、正確性を培うことができます。ITFのみにある競技です。 ・パワーブレイキング 指定された手技・足技により割った板の枚数を競います。技の「威力」を鍛えることが出来ますが、単純な筋力だけでは多くの枚数を割ることは出来ないため、潜在的な力を引き出す身体操作や、針穴に糸を通すような正確な技術も身に付けることができます。 こちらもITFのみにある競技です。 【コート】 ITFでは正方形のコートに対し、WTでは八角形のコートで競技を行います。 【演武】 型や飛び蹴りによる板割りなどのパフォーマンスを行います。ITFもWTも、ダイナミックに身体を使ったテコンドーの技を披露します。演武には勝敗はありませんが、高度なテクニックを使ったパフォーマンスに、観客も盛り上がります。 どちらも習い事として人気がありますが、ITFは武道色が強く、WTはスポーツ色が強いという特徴があります。その特徴から、WTは2000年のシドニーオリンピックから、オリンピックの正式種目にもなっています。より実践的な武道を学びたい方はITFテコンドー、スポーツとして楽しみたい方はWTテコンドーが向いていると言えます。 TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )は、ITFの日本協会である日本国際テコンドー協会(https://www.taekwon-do.co.jp/)に所属しています。当ホームページでは、特段の記載がない限り、「テコンドー」はITFテコンドーを表します。 武道としてのテコンドーに興味がある方は、是非、無料体験にお越しください。トップページのお問い合わせフォームより受付しています。