押上テコンドークラブの稽古

押上テコンドークラブ(押上道場)では、毎週土曜日13:00-16:00に稽古を行っています。
どのような稽古を行っているか、ある1日の成年部練習メニューを紹介します。

13:00〜準備運動・ストレッチ・ウォーミングアップ

先生の号令で基本的な運動をします。まずは小さな動きから行い、怪我を予防します。

準備運動:稽古で最高のパフォーマンスを出せるよう準備をします。
体温を上げ、固くなった身体をほぐし、筋肉の状態を整えます。身体の間接の一つ一つをよく動かすようにしましょう。

ストレッチ:身体を動かして柔軟性を高める動的なストレッチや、反動をつけずに筋肉をゆっくりと伸張させる静的なストレッチを行います。

ウォーミングアップ:基本的な跳躍や前転・後転・側転などの器械体操といった身体操作の練習等を行います。ゲーム形式で行う場合もあります。

13:25〜休憩

13:30〜反復練習

基本となる技術を習得するため、反復練習を行います。テーマは日によって様々ですが、組手の稽古につながるステップや蹴り技、型の稽古につながる動作や立ち方を繰り返し行いフォームを整えます。回数を重ねることで意味を理解し身体に動作が染みつきます。

14:00〜サンドバッグ打ち・ミット打ち

サンドバックやミットにキックやパンチなどの技を打ち込む稽古をします。ここでは的に技を当てる正確性と力を出す能力を養います。技を磨き、洗練させるための稽古です。

14:35〜休憩

14:40〜型の稽古

24つあるテコンドーの型を、級位に合わせて一つ一つ習っていきます。
型を構成する動作の精度を高め、正しい姿勢を作ります。
型を学ぶことで身に付けられることはたくさんあります。力を付ける、バランスを養う、呼吸を洗練させる、リズムを覚えるなど、身体に備わっている機能を高めることが出来ます。これらを通じて、テコンドーの動作に関する理解を深めます。

15:15〜組手の稽古

パートナーと向かい合って相手の攻撃を受けたり避ける練習や、自分から攻撃する稽古をします。 相手に触れないマススパーリング等で、安全に配慮しながらも実践に近い稽古も行います。

15:40〜自主トレーニング

当日習った内容や個人の課題を反復練習するなど、自主トレーニングを行います。

上記のほか、スクワット、腕立て、バーピージャンプ等、身体づくりのためのフィジカルトレーニングを行うこともあります。
いずれも、体調や安全に配慮した稽古を行います。

以上が成年部練習メニューの一例となります。
押上道場にご興味のある方は、練習の流れをイメージいただけましたら幸いです。
道場生の方は、全体感を把握したり各練習の目的を理解することで、効果的な稽古に繋げていただければと思います。