テコンドーの稽古と銭湯のお話

押上道場での稽古後には、施設にあるシャワーを使用することも出来ますが、銭湯に行くこともお薦めです。
新陳代謝の活発化、リラックス効果など、入浴すること自体にも様々なメリットがありますが、稽古後の入浴により、トレーニング効果を高めることもできます。
押上道場周辺には魅力的な銭湯がいくつかありますので、是非行ってみてください。
今回は、テコンドーの稽古後に入浴することのメリットや、道場周辺の銭湯をご紹介します。

テコンドーの稽古

テコンドーの稽古では基本動作や型をやりこんだり、ミットをたくさん蹴ったり、全身をダイナミックに使った運動を行います。また、持続的運動を一定時間行う有酸素運動と、強度の高い運動を短時間で行う無酸素運動のそれぞれの要素があり、身体づくりに効果的であると同時に、全身の筋肉が消耗します。厚生労働省が公表する「健康づくりのための身体活動基準」の中でも、テコンドーは強度の高い運動の部類として例示されています。 テコンドーの稽古により全身の筋肉が消耗し、疲労が蓄積されますので、身体のケアも必要です。

入浴のメリット

新陳代謝の活発化、リラックス効果、美容効果、要介護・脳心血管発症リスクの減少など

運動 ✖️ 入浴のメリット

・疲労回復:
運動後、30分〜1時間後に入浴することで疲労回復効果が得られます。体温が上昇し、血行が促進されるためです。血液の循環が向上することで、酸素の供給スピードが加速し、疲れの原因となる乳酸をより多く分解してくれます。そして凝り固まった筋肉に柔軟性が生まれ、疲労回復が早まります。

・筋肉生成:
運動することで筋肉が損傷し、修復する際に肥大化していきます。この時入浴により細胞を温めることで、筋肉生成が促されます。

注意点

場合によっては逆効果となるため、以下に注意して入浴するようにしましょう。

・入浴前にクールダウンをする:
熱いお風呂に入ると、体温を下げるために皮膚に血液が集まり、トレーニングで筋肉にたまった疲労物質を取り除く血液が足りなくなってしまいます。
クールダウンによって、疲労物質を運び去る血液を筋肉まで循環させることが大切です。 ストレッチで十分にクールダウンをしてから、入浴するようにしましょう。

・水分補給を十分にする:
稽古や入浴により、脱水症状が起きやすい状態になっています。水分補給はしっかり行うようにしましょう。

・疲労感が増す場合もある:
トレーニングの度合いによっては、かえって疲労感が増したり、筋肉に炎症が起きてしまう場合があります。ハードな練習をした後は無理せず、38~40℃のぬるめのお湯に浸かる、長時間の入浴は避けるなど、注意が必要です。

道場周辺の銭湯 ※2023年11月時点の情報です。

日替わり温泉薬師湯:
毎日変わる100種類以上のユニークな薬湯が特徴的です。
料金:大人520円、中学生420円、小学生200円、幼児100円、サウナ+200円
アクセス:とうきょうスカイツリー駅より徒歩2分、押上道場より徒歩3分
URL: http://yakushiyu.com/

さくら湯:
商店街の中にあり、下町情緒いっぱいです。
料金:大人520円、中学生420円、小学生200円、幼児100円、サウナ+200円
アクセス:押上駅より徒歩2分、押上道場より徒歩15分
URL: http://sakurayu.jp/

押上温泉大黒湯:
ルーフテラスとギャラリーのある銭湯です。
料金:大人520円、中学生420円、小学生200円、幼児100円、サウナ平日+300円・土日祝+330円
アクセス:押上駅より徒歩6分、押上道場より徒歩16分
URL: https://www.daikokuyu.com/index.html


テコンドーの稽古で身体を動かし銭湯で汗を流せば、心も身体もリフレッシュし、良いこと尽くしです。
仲間と一緒に行けば、仲も深められるかもしれませんね!