縄跳びがもたらすテコンドーへの効果

TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )の稽古で取り入れているロードワークの1つに、縄跳びがあります。縄跳びは、体力向上はもちろんのこと、テコンドーに重要なリズム感やバランス感覚を身に付けることにも役立ちます。今回は、縄跳びのテコンドーへの効果や、お薦めの練習方法などをご紹介します 縄跳びの効果 ○リズム・バランス感向上縄跳びでの跳ぶ動作は、テコンドーのステップや蹴り技と直結する動きです。縄跳びでリズミカルに足で地面を押し、膝を振り上げ、身体の軸を保ち、縄を回す動作は、テコンドーの組手や型のリズム・バランスに通ずるものがあります。また、全身を使った運動でもあることから、上半身、体幹、下半身の連動を高めることもできます。 ○筋力向上縄跳びは全身運動で、下半身の筋肉、特に太ももやふくらはぎを鍛えることができます。これにより、力強くバランスの良い蹴りを繰り出すための基礎作りができます。また、縄を回す動作により、手首、肩、腕の運動にもなります。これらの筋肉を強化することで、テコンドーでの蹴り技や突き技の威力を高めることができます。 ○スタミナ向上テコンドーは、負荷の大きい動きが多く、延長戦にもつれ込めば試合が長時間にわたることもあり、高いスタミナが要求されます。縄跳びは運動強度が高く、ランニングと比べて、短時間で高いカロリーを消費します。また、心肺機能が強化されるため、体力向上に繋がります。 縄の種類 縄跳びで使用する縄には様々な種類があり、それぞれ異なる特徴と価格帯があります。以下にいくつかの一般的なタイプとその効果を簡単に説明します。トレーニングでは、初心者向けのものから始め、段階的に難易度の高い縄に移行するのが良いでしょう。 ○ビニール素材のなわとび軽くて長時間続けやすいため、ダイエットや持久力向上に適しています。初心者にも扱いやすく、価格も手頃です。 ○ワイヤータイプのなわとびプロのアスリートが使用することが多く、ある程度の重量があります。素早く回せるため上級者向けです。高価ですが、耐久性に優れています。 ○チューブタイプのなわとびトレーニング用として人気があり、重いため筋力アップに効果的です。タイロープとも呼ばれ、ボクサーやムエタイ選手が使用することで知られています。 お薦めの練習方法 前跳び2分を数ラウンド行うのが、テコンドー上達のための練習方法としてお薦めです。組手の試合は2分2ラウンドで延長戦等もあるため、実践に近い時間でフットワークを継続する練習になります。また、股関節・膝・足首を柔らかく使い、地面を蹴るのではなく、押すように柔らかく跳ぶようにしましょう。ステップや型の体重移動(フットワーク)に活きてきます。 今回は、縄跳びのテコンドーへの効果や練習方法などをご紹介しました。押上道場の稽古でも取り入れていますが、縄跳びは気軽にできる運動で、減量時にも有効ですので、自主練習にも是非取り入れてみてください。その際は怪我をしないよう、準備運動をしっかり行う、やりすぎない等、十分注意するようにしましょう。

ITFテコンドーの歴史

現在、テコンドーには、大きく分けて「国際テコンドー連盟(ITF)」と「ワールドテコンドー(WT)」の2つの国際組織があります。 いずれも、1955年に韓国の崔泓熙(チェ・ホンヒ)総裁が命名したテコンドーを起源としていますが、それぞれの国際組織が設立され、2つの系統に分かれて発展していくことになりました。今回は、TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )が教えるITFテコンドーについて、歴史を紹介します。ITFとWTに関する記事は こちら! テコンドー誕生までの歴史 生まれつき身体が虚弱だった崔泓熙氏は、15歳の時に書道の先生の勧めで、テッキョン(韓国の伝統武芸)を習いました。また、日本留学中には空手を習得しました。1946年に韓国陸軍の少尉に任官すると、肉体と精神の訓練のため、兵士たちに空手を教え始めました。そこで、日本の空手ではなく、精神的にも技術的にもより優れた韓国独自の民族武術を開発する必要性を感じ、約9年をかけて新しい武道の研究を重ね、1955年にテコンドーを創設しました。この頃に型(トゥル)も作られ始めており、初めて考案されたファラン、続いてチュンム、ウルチが1955年から1956年に開発されました。テコンドーは、崔泓熙総裁に知識のあったテッキョンや空手の影響を受けていますが、その技術は現代科学に基づいて開発・体系化されており、精神は東洋の伝統的な倫理・道徳や、崔泓熙総裁自身の哲学が反映された独自の武道です。テコンドーの基本的な理論や原理は世界のどの武術ともまったく異なるものです。また、テコンドーは礼儀や謙虚さなどの精神性を重んじ、自衛や正義のためにのみ使用される武道です。 ITF発足までの歴史 1959年、テコンドーは国境を越えて広がりました。崔泓熙総裁と黒帯保持者19 人が極東を巡回し、演武会を行いました。テコンドーの卓越した技術に観客は驚き、大成功を収めました。 同年、崔泓熙総裁は大韓テコンドー協会を創設し、会長に就任しました。1965年、韓国政府の命により、崔泓熙総裁が使節団長を務める「国技テコンドー親善使節団」は、西ドイツ、イタリア、トルコ、エジプト、マレーシア、シンガポールへ遠征しました。演武会は大成功し、結果的に遠征した国々でテコンドー協会が創設されることになりました。この遠征は、現在の国際テコンドー連盟(ITF)設立の基礎ともなりました。1966 年、ベトナム、マレーシア、シンガポール、西ドイツ、米国、トルコ、イタリア、エジプト、韓国の承認を得て、韓国のソウルでITFが設立されました。 その後のITFの歩み 1966年創設当時に韓国のソウルにあったITF本部は、1972年、政治的な理由でカナダのトロントへ移転されました。その後、1985年、東側諸国でのテコンドー普及のためオーストリアのウィーンに移転され、現在に至ります。創設時に9か国だったITFは急速に大きくなり、2年後には加盟国が30か国となりました。日本では、1983年に、世界で76番目の協会となる日本国際テコンドー協会(ITF-JAPAN)が発足しました。1969年には、初めての国際大会となる第一回アジアテコンドー選手権大会が香港で、1974年には、第一回世界テコンドー選手権大会がカナダのモントリオールで開催されました。いずれの国際大会も今日まで続いており、2025年1月現在、アジア大会は第10回、世界大会は第22回までになっています。現在、ITF加盟国は133か国にもなります。世界中に普及することができた要因の一つとして、1983年に刊行された「テコンドー百科事典」があります。技術、力の理論、訓練カリキュラム等が体系化されたもので、世界各国の指導者がITFテコンドーの技術を伝えるための1つの基準となっており、世界中の稽古生が統一されたテコンドーを学ぶことができます。テコンドー百科事典に関する記事はこちら!このようにして、現在、テコンドーは世界中の老若男女に親しまれているのです。 【ITFの歴史 年表】・1955年4月11日 崔泓熙将軍がテコンドーを紹介する。・1966年3月22日 国際テコンドー連盟(ITF)が韓国のソウルで発足。設立メンバーには、ベトナム、マレーシア、シンガポール、西ドイツ、米国、トルコ、イタリア、エジプト、韓国の各国協会が名を連ねた。・1972年1月 ITF本部をカナダのトロントに移転。崔泓熙総裁は、当時の韓国大統領および軍事独裁政権との政治的不和や、テコンドーの全世界への普及促進を理由に、カナダに亡命。・1983年 「テコンドー百科事典」刊行・1985年 東側諸国におけるテコンドーの普及を支援するために、ITF本部がオーストリアのウィーンに移転。・2002年6月15日 テコンドー創始者・初代ITF総裁の崔泓熙氏が死去。・2002年9月22日 国際オリンピック委員会(IOC)委員の張雄(チャン・ウン)氏が第2代ITF総裁に選出される。・2015年8月26日 李勇鮮(リ・ヨンソン)氏が第3代ITF総裁に選出される。 ITFテコンドーは、崔泓熙総裁の経験や強い正義感などから作られた、技術的にも精神的にも非常に優れた武道であることが分かります。急速に世界に普及し、現在も世界中のたくさんの人々に親しまれていることからも、人々を魅了する素晴らしい武道であると言えるでしょう。稽古生は、自身が習っているテコンドーに誇りと自信を持ちましょう。また、テコンドーの本質を理解し、創始者の想いに適った正しいテコンドーを実践するためにも、創設の背景や歴史を知ることは大切です。これらの知識を持ったうえで、テコンドーの名に恥じない修練や日頃の行動を心掛けましょう。

自由組手の稽古のポイント

テコンドーの組手には、大別すると「約束組手」と「自由組手」があります。約束組手は、あらかじめ決められた動作を行う組手の稽古法です(約束組手に関する記事はこちら!)それに対し、お互いが自由に攻防するのが自由組手で、一般的には「フリースパーリング」とも呼ばれます。攻撃部位やターゲットに対しての制限はあるものの、より実戦に近く、自らの動きは相手の動きによって決まるため、相互に戦術を競い合うことになります。型や約束組手のように一定のシナリオが存在せず、相手の動きも、それに呼応する自身の動きや戦術も事前に予測することができないことから、技の性質の理解がより必要とされ、難易度も重要度も高い競技です。 今回は、自由組手の稽古にあたり、知っておいていただきたいポイントをご紹介します。 「知彼知己百戦不殆」 日本語に書き下すと、「彼を知り己を知れば百戦殆からず」という孫子の有名な格言があります。敵の実情を知り、己の実情を知っていれば、百回戦っても敗れることがないという意味で、スポーツやビジネスでもよく取り上げられる言葉です。 テコンドーの自由組手の本質も、この言葉に集約されます。 上述のとおり、自由組手では、お互いに自らの動きは相手の動きによって決まります。相手の動きに合わせ、自身の状況も踏まえて戦術を立て、効果的な防御、攻撃の技を繰り出せるかが勝敗を左右します。 以下で具体的な戦術要素を紹介しますが、いずれもこの言葉が当てはまります。 自由組手の戦術要素 ○ 防御 ・常に安定した体勢を維持テコンドーは、防御を第一の目的と据える武道です。事実上、安定したバランスの取れた状態の相手に攻撃をすることは極めて難しく、無理をして攻撃を仕掛ければかえって自らがバランスを崩し、相手に攻撃をする隙を与えてしまいます。そのため、常にバランスの取れた体勢を維持することが大切です。また、相手の戦術を研究し予測することが非常に大切です。相手の戦術や技を研究せずにやみくもに攻撃しても、成功しません。礼を終えると同時に一歩下がり、まずは相手をよく見て動きを探ることが勝利の秘訣です。 ・ブロックとフットワークによる回避具体的な防御方法には、ブロックやフットワークによる回避があります。いずれも相手の攻撃をよく見て体勢を維持して行う必要があります。◇ブロック:相手からの攻撃から急所を守るため、手や腕を用いて攻撃を止めます。急所を守りながらも相手の攻撃を受け止めるため、多少のダメージを追う可能性があります。しかしながら、ブロックできるということは相手にいつでも攻撃できる位置にいることにもなり、反撃につなげやすいというメリットがあります。◇ フットワークによる回避:移動によって相手の攻撃を避けます。相手の攻撃が届かない安全な位置まで移動するため、ダメージを受けることがありません。しかしながら、相手との距離が遠くなることで反撃にも時間がかかってしまうことがあります。また、身体を動かすことにより体力を消耗します。もちろん、フットワークや見切りが洗練されれば反撃のチャンスも大きくなり、消耗も小さくなります。 ・防御のバリエーション同じ防御技を繰り返すと、相手に動きを読まれ簡単に突破されてしまうため、防御のバリエーションを増やすようにしましょう。 ○ 攻撃 ・相手の隙を突く自由組手では、相手に隙を生じさせ、その瞬間を逃さず瞬時に攻撃しなければなりません。攻撃を相手に読まれてしまっては、それはすでに失敗です。そのため、常に相手が隙をついて入ってこれないよう鉄壁の体勢をとりながら、相手が隙を出したときに決定的な一撃を加えられるよう、チャンスをつくり出すことに全力を傾けなければなりません。 ・適切なターゲットの選択攻撃を成功させるには、技のスピードやパワーだけでなく相手がブロックしにくい場所を狙うことが大切です。例えば、相手が頭を守っている場合はお腹、お腹を守っている場合は頭を狙うと、ブロックされにくくなります。 ・攻撃のバリエーション防御と同様、攻撃もバリエーションが重要です。いつも同じ攻撃技では、簡単に防御されてしまいます。 ・跳び蹴り跳び蹴りにより相手の意表を突いた攻撃をすることも有効です。 ○ フェイント ・相手を崩し、瞬時に攻撃上記で、攻撃のポイントとして、相手の隙を突くことを紹介しました。相手に隙を生じさせるためには、フェイントで相手の体勢を崩す方法があります。 フェイントによって相手が急所を露出するのは極めて瞬間的なため、瞬時に強い攻撃を加えられるよう用意万端の体勢を備えておくことが何より重要です。  ・相手に見破られないフェイントを成功させるには、フェイントと本当の攻撃を見分けられないようにしなければなりません。相手に見破られてしまっては、フェイントをしても相手の体勢は崩れず、本当の攻撃も防御されてしまいます。フェイントも本当の攻撃も相手に悟られないよう、技術を磨きましょう。 ・フェイントの代表例フェイントには様々な種類がありますが、代表的な例を紹介します。◇ 拳で上段を攻撃するふりをして、相手が瞬間的に腕を上げるように誘い、露出した肋骨をヨプチャチルギやアプチャプシギで攻撃する。◇ 動くと見せかけ、相手が攻撃と錯覚し対応しようと動くとき、素早く攻撃する。◇ 体勢を変更したり、変更するふりをすることで、相手に対し攻撃チャンスの判断を誤らせる。 ○ 攻防一体の技 ・避けながら攻撃する相手の動きを読み、攻撃を紙一重のところでギリギリかわすと同時に攻撃を行います。 ・相手の攻撃を迎え撃つ相手の攻撃を読み、一瞬早く自分の攻撃を当てます。 稽古におけるコンタクトの強度の段階 組手の練習は、技術の向上と安全に配慮して行います。コントロールされ、身体のバランスの取れた技で攻防ができるようにするため、当道場では組手のコンタクトの強度を次の段階に分けています。このように、段階を経て経験を積みむことで、勇気や勝利の感覚、対戦能力、対戦意識を身に付けることが出来ます。① ゆっくりマススパーリング(※1)② マススパーリング③ ゆっくりライトスパーリング(※2)④ ライトスパーリング⑤ フリースパーリング(※3)※1 マススパーリング:相手に打撃を与えず、当てる寸前で止めるスパーリング。距離感やタイミングを計り、スピードをコントロールする必要があるため、繰り出す技の的確な間合いをとる目を養い、技術の向上に役立つ※2 ライトスパーリング:相手に打撃を軽く与えるスパーリング※3 フリースパーリング:実際の競技と同様に、相手に打撃を与えるスパーリング(武道や道場によって呼び方や内容が異なる場合があります) 今回は、自由組手の稽古にあたり、知っておいていただきたいポイントをご紹介しました。自由組手は、テコンドーの基本稽古や型で学んだ技を実際の相手に適用するためのものであり、型や基本動作の稽古と切っても切れない関係にあります。他の種目の稽古は自由組手の上達に直結し、今回ご紹介した内容は自由組手だけでなく他の種目の競技にも活きてくるものです。相乗効果を意識しながら、稽古に取り組んでみてください。また、テコンドーは、他の人を傷つける手段ではなく、自分自身や弱者を守り道徳や正義・平和を構築するための武道です。大会で勝利しただけで傲慢にならず、何のための技術なのかを再認識し、更なる精神や技、身体の向上に努めましょう。

型の稽古のポイント

型(トゥル)は、組手(マッソギ)と並んでテコンドーの主要な競技の1つです。全日本選手権大会や国際大会の種目にもなっており、昇級・昇段審査の課題でもあります。テコンドーの根幹を成すものとして重要視される型について、今回は稽古の際のポイント等をご紹介します。 型(トゥル)とは 攻撃や防御の技などの基本動作で構成された、決められた論理的な一連の流れです。様々な想定の下で、様々な方向からあらゆる攻撃・防御を行い、複数の架空の相手に体系的に対処します。型の稽古により多くの基本動作を連続してこなすことで、組手の技術を身につけられるほか、柔軟性や筋力を高め、身体の移動や呼吸法を習得し、流れるように滑らかでリズミカルな動きを身につけることができます。組手は単に対戦相手との優劣を示すものかもしれませんが、型は個人の技術を評価する上で、より重要なバロメーターとなります。 型を行う際の注意点 テコンドーには24の型があります。そのすべてに共通した守るべき事項として、次のものがあります。1. 正確に同じ位置で始まり、同じ位置で終わること。これは正確さを表します。2. 姿勢と身体・視線の向きを常に正しく保つこと。3. 身体の筋肉を適切な瞬間に緊張または弛緩させること。4. 途切れることなく、リズミカルな動きで行うこと。5. 型の規定に従って、動きを加速または減速させること。6. 各型を完全に習得してから次の型を学ぶこと。7. 各動作の目的を知ること。8. 目的意識をもって各動作を行うこと。9. 攻撃技や防御技は、一方の手足に偏らず左右バランスよく使うこと。 動作における各区分の違い 型では、一つ一つの動作の形の正確性も評価対象となります。以下の各区分の違いを正確・明確にすることが大切です。1.体幹の角度 a.オンモム(前身/全身) b.パンモム(半身) c.ヨンモム(横身)2.高さ区分 a.ノプンデ(上段) b.カウンデ(中段) c.ナジュンデ(下段)3.縦の線の区分 a.ミョンチソン(水月線/正中線) b.カスムソン(胸の線) c.オッケソン(肩の線) 動作の種類 型の動作には、用法・目的に合わせたいくつかの種類があります。これらを実行することにより、各型の特徴的な動きやリズムを表現することが出来ます。①通常動作 一動作に一度のサインウェーブ(上下運動)を行います。呼吸はブレスアクセント(呼吸の集中)を用います②連続動作 通常動作+通常動作を指定の回数連続的に行います。一動作につき一度のサインウェーブを行いながら連続する全ての動作は一度の呼吸で行い、ブレスアクセントは各動作と連動します③速い動作 一連の複数の動作を、素早く行います。動作と動作は連続動作よりも速く行い、動作に連動してブレスアクセントを用います④自然動作 主に押したり抑えたりする動作に用いる。呼吸は一動作に一度行い、呼吸にブレスアクセントは入れず自然に吐きます⑤接続動作 自然動作+通常動作が接続した動作を行います。通常動作と通常動作をつなぎ、呼吸は一回、ゆっくり吐き続けた後にアクセントを入れる⑥ゆっくりな動作 特に動作のバランスと軌道を正確に行うための動作。呼吸にブレスアクセントは入れず動作に合わせて一呼吸でゆっくり吐く 組手と型では共通することもたくさんありますが、型について稽古する際は、今回ご紹介した点にも注意しながら取り組むようにしましょう。また、型のルールや評価項目を踏まえて今回ご紹介した内容を意識すると、気を付けるべきポイントの理解がさらに深まります。過去の記事でご紹介していますので、改めて確認してみてください。 テコンドーにおける型競技のルールの記事はこちら!

サポートメンバーの役割

テコンドーの大会や審査に臨むメンバーがいる場合、出場する本人の準備はもちろんですが、選手を支えるサポートメンバーの役割も非常に重要です。サポートメンバーには、試合のインターバル時のアドバイスや身体のケアなど、様々な役割があります。サポートメンバーの力があってこそ、選手は本番で最高の力を発揮することができますので、出場しないメンバーも含め、道場一体となって試合・審査に臨みましょう。 サポートメンバーの役割 例として以下が挙げられます。・タオルや水分の提供・身体のケア・試合の応援・試合動画の撮影・ウォーミングアップのパートナー また、サポートメンバーの中でも「コーチ(セコンド)」は、様々な厳格なルールの遵守が必要となる重要な役割を担います。コーチ(セコンド)になるためには、知識や心構えが必要となります。「コーチ」というと、スポーツの指導者のようなイメージが強いかもしれませんが、テコンドーにおける「コーチ(セコンド)」は、試合のインターバル時のアドバイスはもちろん、選手のスケジュール管理、汗拭き、水分補給など、選手が最高の状態で試合に臨めるよう、細かなケアも行います。「コーチ」と「セコンド」は似た意味で使われることもありますが、国際大会では「コーチ」という語が使用されます。 コーチ(セコンド)の役割 ・出場選手の付き添い・スケジュール管理・ウォーミングアップのパートナー・試合準備のサポート・インターバル時のアドバイス・汗拭き、水分補給、アクシデントの対応 国際大会におけるコーチの規則 ・コーチは、審判員の指示や決定に無条件で従わなければなりません。・競技中、コーチはジャージと体育館シューズを着用しなければなりません。ただし、ショートパンツは禁止です。コーチは選手のためにタオルと水のボトルを持参することができます。・組手、型などの競技中にコーチはコートから1 メートル以上離れていなければなりません。スペシャルテクニックとパワーブレイキングの競技中、コーチは試割り台等の設備から1 メートル以上離れていなければなりません。・競技中、コーチは競技を妨害するような行為をしてはなりません。・競技中、コーチは、落ち着いた姿勢で、選手に対し手のジェスチャーや口頭での指示することができます。・コーチはレフェリーの承認なしにコートに入ってはいけません。・競技中、コーチは所定の席に着席していなければなりません。コーチは選手に指示を与えるために席から立ち上がってはいけません。・競技中に指示を与えるとき、コーチは冷静沈着に行動し、また礼儀正しく行動する必要があります。・競技中にマナーを守る必要があります。ガムを噛んだり薬物やアルコールの影響下にあってはなりません。・コーチは、選手が競技場とスタジアムの公共エリアの両方でテコンドーの精神を遵守し行動しなければなりません。・コーチは、選手の規則違反または不適切な行為に対して責任を負うものとします。・​​コーチ以外にもチーム内の選手やサポートメンバーが競技観戦中に対戦相手を嘲笑または侮辱してはいけません。 以上は、試合の際におけるコーチ(セコンド)の役割と規則ですが、普段は道場の稽古でのトレーニングのサポーターや稽古パートナーとなったり、対戦相手の研究を行い試合の作戦を一緒に考え、身体のケア、減量のサポート、メンタルケアなども行います。常に選手に寄り添ってあげることが大事になります。 サポートメンバーのサポートが、試合の勝敗や審査の合否に影響することも十分にあります。サポートメンバーも、一緒に試合・審査に参加しているという緊張感や責任感を持って、役割を全うするようにしましょう。もちろん選手自身も、サポートメンバーのお陰で出場でき、パフォーマンスを発揮できていることを忘れないようにしてください。試合の勝敗や審査の合否に関わらず、道場一体となって喜び悲しみ合い、一緒に成長していける道場となることを願っています。

試割板について

先日、山上先生が稽古で使用する板を買いに、初めて試割板専門店である 株式会社杉戸銘木店さんに行ってきました。 テコンドーというと「トゥル(型)」や「マッソギ(組手)」を思い浮かべる方も多いかと思いますが、テコンドーの競技には「パワーブレイキング(威力)」や「スペシャルテクニック(特技)」もあります。 パワーブレイキングは技の威力を割った板の枚数で競う競技で、スペシャルテクニックは、指定された跳び蹴りによる板割りによって、その高さまたは距離を競う競技です。 パワーブレイキングやスペシャルテクニックでは、試割板(しわりいた)が必要となります。 試割とは、自身の技の威力を試すために物を割るという意味合いがあり、競技や演武の本番で使う板も「試割板」と呼びます。 今まで、板ひとつにそれほど大きな違いがあると思っていなかったのですが、埼玉県杉戸町にある杉戸銘木店さんを訪れたところ、プロの木材屋さんであり空手の指導者もされている塩野谷先生からお話を伺い、専門店としての配慮の細やかさに感銘を受けたそうですので、ご紹介します。 試割板の正しい向き 試割板にも表裏や上下があります【見分け方】表裏:年輪の外側が表、内側が裏側です。上下:元(木の根元側)を上、末(梢側)を下にするのが正しい持ち方です。木目の幅が広がっている方が元、細くなっている方が末です。 武道は礼儀作法を重んじますので、表裏・上下などの細やかな形式にも気を配ります。杉戸銘木店さんの試割板には、社名の焼印が押してあり、表裏・上下がすぐに判断できるようになっています。木表に焼印があるため、板を持つ人は焼き印を板を割る人の方に向けて持つだけでよく、もたつくことなく演武の進行等をスムーズに行うことができます。正しい向きが分かりやすいよう焼き印がある試割板を、山上先生は初めて見たそうです。空手の指導者もされている塩野谷先生ならではの、きめ細やかな心遣いですね。稽古生の皆さんも、試割り板の向きや道着の着用の仕方など、細かな作法に気を配るようにしましょう。 板の種類 杉戸銘木店さんの店頭では、以下のサイズの試割版を取り扱っていました。もっと厚い板の受注生産もしているそうです!【30cm×約23cm】※仕様は目安です・30mm(1寸板):超上級者用・24mm(8分板):上級者用(黒帯有段者)・21mm(7分板):上級者用(黒帯有段者)・18mm(6分板):上級者・中級者用(黒帯有段者)・15mm(5分板):上級者・中級者用・12mm(4分板):初級者(小学生・有級者・女性)・未経験者【30cm×約22cm】・9mm(3分板):初級者(小学生低学年・女性)・未経験者・7mm(2分3厘板):初級者(幼稚園、小学生低学年、女性)・未経験者 こんなに豊富な種類を取り扱っているのも、専門店の魅力ですね!今回は21mm(7分板)、18mm(6分板)の板を購入しましたが、今後は稽古生の状況に応じて、他の種類も検討したいです。これだけの種類があると、稽古生の皆さんも次の目標を立てやすく、自身のステップアップも実感できますね。山上先生も、30mm(1寸板:超上級者用)や、それ以上の厚さの板を割れる稽古生が育つことを楽しみにしています!

約束組手(初級一歩)

テコンドーにおいて大切な稽古のひとつに、「約束組手」があります。約束組手とは、2人1組となって、1人が攻撃、もう1人が防御の役割を担当し、あらかじめ決められた動作を行う組手の稽古法です。各攻撃技やそれに対処するための動作を身に付け、適切な距離感やタイミングを学ぶことができます。繰り返し練習することで身体が動きを覚え、実際の自由組手でも身体が咄嗟に適切な反応をすることができるようになります。組手の稽古として非常に大切であることに加え、テコンドーの動作の用法を正しく理解するためにも最適な稽古です。 約束組手には、以下の種類や基本原則があります。 【約束組手の種類】 ○ 初級一歩約束組手:8級から7級の習得課題となっています。他の約束組手に比べ構成がシンプルな初めに学ぶ約束組手です。○ 三歩約束組手:6級から5級の習得課題となっています。攻撃側は3歩前進しながら同じ技で攻撃を行い、防御側は3歩同じ技で防御を行い最後に反撃を行います。3歩の移動が伴うため立ち方の正確性が求められます。○ 二歩約束組手:4級から3級の習得課題となっています。2歩の攻撃と防御により構成されます。技が高度になるとともに多彩になります。○ 一歩約束組手:2級の習得課題となっています。一番から十七番まであり、高度な攻防が行われます。○ 半自由約束組手:2級、1級の課題となっており、自由に様々な動作を組み合わせた約束組手を作ります。 【約束組手の基本原則】 ○ お互いに相手から目を離さないこと○ 攻撃は適切な部位で目標となる相手の急所をよく狙うこと○ 防御は相手の攻撃が当たる直前に適切な部位で受けること○ 避けるときは次の反撃などを行うことが出来る距離に避けること○ 反撃は最後の防御完了直後に行うことなど 上記の基本原則を1つ1つ意識して、練習に取り組みましょう。今回は、約束組手の種類のうち、最初に習う「初級一歩約束組手」の具体的な動作を紹介します。 ○ 一番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ→コンヌンソ・パカパルモ・ナジュンデ・パロマッキ(右足下げて)攻撃技:コンヌンソ・カウンデパロチルギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:コンヌンソ・アンパルモ・カウンデ・ヨンマッキ(右足下げて)反撃:コンヌンソ・カウンデ・パンデチルギ ○ 二番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ→コンヌンソ・パカパルモ・ナジュンデ・パロマッキ(右足下げて)攻撃技:コンヌンソ・ノプンデ・パロチルギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:コンヌンソ・パルモチュキョマッキ(右足下げて)反撃:コンヌンソ・ノプンデ・パンデチルギ ○ 三番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ→コンヌンソ・パカパルモ・ナジュンデ・パロマッキ(右足下げて)攻撃技:ニウンチャソ・カウンデ・パンデチルギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:ニウンチャソ・アンパルモカウンデヨンマッキ(右足下げて)反撃:ニウンチャソ・オプンソンクカウンデパンデトゥルキ ○ 四番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ→コンヌンソ・パカパルモ・ナジュンデ・パロマッキ(右足下げて)攻撃技:ニウンチャソ・ソンカルカウンデ・ヨプテリギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:ニウンチャソ・ソンカルテビマッキ(左足下げて)反撃:ヨプチャチルギ ○ 五番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ→コンヌンソ・パカパルモ・ナジュンデ・パロマッキ(右足下げて)攻撃技:ナジュンデ・アプチャプシギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:コンヌンソ・パカパルモ・ナジュンデ・パロマッキ(右足下げて)反撃:ナジュンデ・アプチャプシギ ○ 六番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ→コンヌンソ・パカパルモ・ナジュンデ・パロマッキ(右足下げて)攻撃技:カウンデ・トルリョチャギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:コンヌンソ・パカパルモ・カウンデヨンマッキ(右足下げて)反撃:カウンデ・トルリョチャギ ○ 七番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ攻撃技:右ナジュンデ・アプチャプシギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:左ティッパルソ・パルモ・テビマッキ(右斜め前に移動しながら)反撃:左カウンデ・ヨプチャチルギ ○ 八番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ攻撃技:左ナジュンデ・アプチャプシギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:右ティッパルソ・パルモ・テビマッキ(左斜め前に移動しながら)反撃:右カウンデ・ヨプチャチルギ ○ 九番 攻撃 準備姿勢: ナラニチュンビソギ攻撃技:右カウンデ・ヨプチャチルギ防御 準備姿勢:ナラニチュンビソギ防御技:右ニウンチャソ・パルモ・テビマッキ反撃:左トルミョ・ヨプチャチルギ ○ 十番 攻撃 準備姿勢: […]

テコンドーで怪我を防ぐために

スポーツに怪我は付き物ですが、個々のスポーツに起きやすい怪我を把握し、対策することで、怪我の発生リスクを抑えることができます。テコンドーは、動作の正確性・力強さ・スピード・バランスなど多様な要素が高いレベルで求められることや、組手はライトコンタクト(打撃によるダメージの度合いではなく、技の正確性により得点するルール)であること、蹴り技や上段への攻撃のポイントが高いなどの特徴から、起こりやすい怪我にも特徴があります。稽古中や試合の際に怪我をしない・させないために、予防のための対策やルール・マナーの遵守を徹底しましょう。 ■テコンドーに多い怪我 Jacinta Jonesの論文「Common Taekwon Do Injuries and Potential Preventative Measures」よると、ある研究では、テコンドーにおける怪我は、多い順に、以下のとおりとなっています。・怪我の部位:①下肢(特に足や足首)、②上肢、③頭部または頚部、④体幹・怪我の種類:①打撲傷、②骨折、③脳震盪、④捻挫、⑤裂傷・怪我の発生した状況:①他の競技者との接触によるもの、②非接触によるもの、③オーバーユース(使いすぎ)また、テコンドーに限らず、どのようなスポーツでも、疲労していると怪我のリスクは大きく高まります。 上記を踏まえ、テコンドーで怪我を防ぐために重要なポイントを、以下の項目でご紹介します。 ■日頃のコンディショニング 組手での接触、体勢の変更、反復的な動作などに耐えられる身体を作るため、日頃から身体の基礎能力を高めたり、身体ケアをすることはとても重要です。稽古や自主トレーニングによって、関節や腱・筋肉を強化したり、日頃からストレッチやマッサージ、アイシングなどで身体のケアをしておくようにしましょう。テコンドーで負傷の多い下肢に特化した様々な神経筋トレーニングを行うことも効果的です。足関節、膝関節、股関節の安定性が向上し、負傷の可能性が低くなります。また、十分なウォーミングアップや体調に合わせて稽古することも大切です。 ■身の守り方の習得 テコンドーでは接触による怪我が多くなっており、身の守り方を習得することは、怪我を防ぐうえで欠かせません。テコンドーを含め、武道の基本はまず守りを覚えることからです。相手の動きを追う目を養うことや身のこなしを適切に学ぶことで、多くの怪我は防ぐことができます。テコンドーはもともと護身術として発達した競技であり、押上テコンドークラブでも身の守り方は主要な稽古内容の1つです。指導をよく聞き、実践でしっかり使いこなせるようにしましょう。 ■適切な防具の着用 同じく接触による怪我を防ぐために非常に重要なのは、組手における防具(グローブ、フットプロテクター、マウスピース等)の着用です。テコンドーで多い怪我や重篤な怪我を防ぐために作られており、怪我のリスク軽減のために、防具に関する規定の変更も行われてきています。試合の際は規定どおりに着用し、稽古の際も先生の指示を必ず守るようにしましょう。 ■組手の練習時の注意点 特に組手の稽古では、常に集中力を切らさないことが怪我をしないことに繋がります。また先生や先輩の指示に従うことが大切です。組手を実戦形式で行うスパーリングは、押上テコンドークラブでは以下の種類に分けています。それぞれの目的に合わせて技のスピードやパワーのコントロール、距離感とタイミングを調整することで、怪我を防止します。 ・マススパーリング:相手に攻撃を触れさせない練習方法で、相手をよく見て距離感とタイミングを学ぶための練習です。自分の攻撃は相手に当てないようにしましょう。・ライトスパーリング:名前のとおり攻撃を軽く当てるのみで、ダメージが無いようパワーをコントロールする練習です。距離感とタイミングに加え、コントロールを覚えましょう。自分にとっての「軽い」攻撃ではなく、相手にとっての「軽い」攻撃であることに注意をしてください。相手にとって軽くなければ、怪我の原因になります。・スパーリング:スピードとインパクトのある攻撃を行う練習方法で、相手のプレッシャーを感じながら攻防を楽しみます。必ず防具を付けて行ってください。 ■跳び蹴りや跳躍時の着地 怪我は組手の稽古以外でも起こり得うるものです。テコンドーでは跳び蹴りや跳躍を伴う動作も練習します。その中で多いのは、跳躍から着地する時の足首・膝の捻挫や靱帯損傷です。日頃からジャンプトレーニングによって着地時の衝撃に慣れておくことに加え、衝撃を緩和する正しい着地を習得する必要があります。 ■転倒 組手やミット打ちの稽古の中で転倒し、床や壁などに衝突することにより怪我をしてしまうこともあります。特に頭部から転倒した場合は脳震盪などの可能性があります。転倒しないためにバランス能力を養うことや、万が一転倒した時には大切な部分を守れるよう顎を引き安全に転ぶことも大切です。いずれも稽古で教わりますので、しっかりと身に付けてください。 テコンドーにおける怪我のリスクは、性別や年代によっても変わってきますが、今回ご紹介した内容は、基本的に誰にとっても効果的であり、稽古生全員に守っていただきたいこととなります。特に大きな怪我は回復に時間がかかり、その間に稽古ができなかったり試合に出場できないのはもちろんのこと、日常生活にも支障をきたします。また、小さな怪我でもクセになることがありますので、さらに怪我のリスクが高まります。自分も相手も怪我をしない・させないことを意識し、道場全体で守っていきましょう。

テコンドー押上道場一周年記念祝賀会

2024年3月、TKD-SORA(当道場の愛称)は設立一周年を迎えました。 2023年3月の創設当時は、まだ新型コロナウイルスの影響下で、稽古中のマスク着用必須など窮屈な情勢だった頃。様々な制約もあった中、無事に1周年という喜ばしい節目を迎えることができたのは、ひとえに素晴らしい稽古生に恵まれたことや、押上道場の立ち上げ・運営にご尽力くださった関係者の皆様のお陰です。稽古生や関係者の皆様に感謝するとともに、今後の当道場の益々の発展を祈念し、4月21日(日)、記念祝賀会を行いました。 祝賀会は、道場からも徒歩圏内の東京ミズマチにあるお店、LAND_A さんで開催しました。テラス席を貸し切り、バーベキューを楽しみました。天候にも恵まれ、暖かい春の日差しと隅田川の水辺の香り、東京スカイツリーの眺めを一度に満喫できた贅沢なひと時となりました。 当日は、約30名の方にお集まりいただき、参加者には記念品として、TKD-SORAのロゴキーホルダーをお渡ししました。テコンドーや当道場にまつわるクイズ大会も実施し、大変盛り上がりました。全問正解者は4名!じゃんけんで勝ち抜いた2名には、粗品を贈呈しました。稽古生は、受付を担当したりバーベキューの食材を率先して焼いたりと、祝賀会の運営にも携わり、道場としての一体感を高められた場にもなりました! 当道場がこの先何年続いても、この1年のことはいつまでも感慨深く覚えているでしょう。このメンバーで1周年のお祝いができたことを、とても嬉しく思います。今後、当道場では実現したいことがたくさんあります。5周年、10周年、15周年を迎えられたときに、どんな道場になっているか、今からワクワクしています。今回の1周年に劣らず、TKD-SORAが続いたことに誇りを持ってお祝いできるよう、今後とも道場生、関係者の皆様、地域の方々に愛され、応援いただける道場を目指していきます。

隅田公園「春のそよかぜつながるフェス2024」でテコンドー演武をしました

「春のそよかぜつながるフェス」は、墨田区観光協会が主催する、墨田区の春の風物詩です。隅田公園が様々なイベントやキッチンカーで賑わい、たくさんの地元の方々や観光客が訪れます。このフェスでTKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )が演武を行ったのは、2023年に引き続き今年で2回目。今年は新たなメンバーも加わり、チームワークを重視したパフォーマンスとなりました。 テコンドーの演武は、ダイナミックに身体を使い、型や飛び蹴りによる板割りなどのパフォーマンスを行います。演武には勝敗はありませんが、高度なテクニックを使ったパフォーマンスに、観客も盛り上がります。地域の方々にテコンドーを知っていただく、絶好の機会となります。 本番に向けて、出演するメンバーで3ヵ月打ち合わせや練習を重ねました。特に型の演武は、出演者の動きが揃っていることが重要です。全員合わせての練習を何度も行いました。また、今年の演武では、司会も稽古生にチャレンジしていただきました。司会についても事前に打ち合わせを重ね、観客の方にテコンドーの魅力を感じていただけるよう工夫しました。 【演目(4月7日(日))】 1 ミット蹴り2 基本の足蹴り3 コンビネーション4 トゥル(型)① ・サージュチルギ(四柱突き) ・サージュマッキ(四柱受け)5 約束組手 ・三歩約束組手 ・二歩約束組手6 トゥル(型)② ・ウォニョ(4番目の型)7 マッソギ(組手) ・マススパーリング8 板割り ・ヨプチャチルギ(横突き蹴り) ・トルリョチャギ(回し蹴り) ・ティミョトルミョヨプチャチルギ(跳び回転横突き蹴り) ・パンデトルリョチャギ(後ろ回し蹴り) ・ティミョパンデトルリョチャギ(跳び後ろ回し蹴り) ・肘による板割り ・ネリョチャギ(かかと落とし) ・ソンク(貫き手) ・ サーバンチュ(一度の跳躍で四方向の板を割る技) ・ノモチャギ(障害物を飛び越えての板割り) 当日は、テコンドーを始めたばかりの白帯の稽古生から黒帯のベテランまで、日頃の練習の成果を披露する大変いい機会となりました。実際に、出演した稽古生から以下のような声をいただています。・日頃の稽古で習ったことをアウトプットする機会となり技術向上のために良い機会でした。・たくさんの観客の前で発表するという社会生活の中でなかなかない貴重な経験をすることが出来ました。・演武を作り上げるための準備でテコンドーについてより理解が深まりました。 また、特に4月7日(日)は満開の桜とお天気にも恵まれ、演武後にお花見を行い、道場の一体感をさらに高める場となりました。来年もさらにパワーアップした演武ができるよう、みんなで精進していきましょう! 当日に演武をご覧いただいた地域の方々・観光客の方々、ご声援ありがとうございました。これからも、当道場の活動を温かく見守っていただけますと幸いです!