TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )の稽古で取り入れているロードワークの1つに、縄跳びがあります。縄跳びは、体力向上はもちろんのこと、テコンドーに重要なリズム感やバランス感覚を身に付けることにも役立ちます。今回は、縄跳びのテコンドーへの効果や、お薦めの練習方法などをご紹介します 縄跳びの効果 ○リズム・バランス感向上縄跳びでの跳ぶ動作は、テコンドーのステップや蹴り技と直結する動きです。縄跳びでリズミカルに足で地面を押し、膝を振り上げ、身体の軸を保ち、縄を回す動作は、テコンドーの組手や型のリズム・バランスに通ずるものがあります。また、全身を使った運動でもあることから、上半身、体幹、下半身の連動を高めることもできます。 ○筋力向上縄跳びは全身運動で、下半身の筋肉、特に太ももやふくらはぎを鍛えることができます。これにより、力強くバランスの良い蹴りを繰り出すための基礎作りができます。また、縄を回す動作により、手首、肩、腕の運動にもなります。これらの筋肉を強化することで、テコンドーでの蹴り技や突き技の威力を高めることができます。 ○スタミナ向上テコンドーは、負荷の大きい動きが多く、延長戦にもつれ込めば試合が長時間にわたることもあり、高いスタミナが要求されます。縄跳びは運動強度が高く、ランニングと比べて、短時間で高いカロリーを消費します。また、心肺機能が強化されるため、体力向上に繋がります。 縄の種類 縄跳びで使用する縄には様々な種類があり、それぞれ異なる特徴と価格帯があります。以下にいくつかの一般的なタイプとその効果を簡単に説明します。トレーニングでは、初心者向けのものから始め、段階的に難易度の高い縄に移行するのが良いでしょう。 ○ビニール素材のなわとび軽くて長時間続けやすいため、ダイエットや持久力向上に適しています。初心者にも扱いやすく、価格も手頃です。 ○ワイヤータイプのなわとびプロのアスリートが使用することが多く、ある程度の重量があります。素早く回せるため上級者向けです。高価ですが、耐久性に優れています。 ○チューブタイプのなわとびトレーニング用として人気があり、重いため筋力アップに効果的です。タイロープとも呼ばれ、ボクサーやムエタイ選手が使用することで知られています。 お薦めの練習方法 前跳び2分を数ラウンド行うのが、テコンドー上達のための練習方法としてお薦めです。組手の試合は2分2ラウンドで延長戦等もあるため、実践に近い時間でフットワークを継続する練習になります。また、股関節・膝・足首を柔らかく使い、地面を蹴るのではなく、押すように柔らかく跳ぶようにしましょう。ステップや型の体重移動(フットワーク)に活きてきます。 今回は、縄跳びのテコンドーへの効果や練習方法などをご紹介しました。押上道場の稽古でも取り入れていますが、縄跳びは気軽にできる運動で、減量時にも有効ですので、自主練習にも是非取り入れてみてください。その際は怪我をしないよう、準備運動をしっかり行う、やりすぎない等、十分注意するようにしましょう。