テコンドーに必要なものとあると便利なもの

テコンドーでは身体を武器のように鍛え、身一つで自分を護るため鍛錬をします。
ボール、ラケットのような特別な道具がなくても、自分の身一つで練習ができる手軽さがあります。
とはいえ、テコンドーにも必要なものや、あると便利なものがあります。
今回ご紹介しますので、必要なものは揃えたり、便利なものは自分にもあったほうが良いか検討したりしてみてください。

必要なもの

道着と帯は、毎回の稽古で必要となりますので、入門時にご購入いただきます。
防具、マウスガード、ファールカップは、黄帯になったら必要となります(ファールカップは男性のみ)。
フェイスガード、胴防具(女性のみ)は、大会に出場する際に必要となります。
それぞれ、必要なタイミングで購入しましょう。

○ 入門時に必要なもの

  • 道着: 一言で道着と言っても、それぞれの武道の種類によって使う道着の種類も異なります。それぞれの特徴に合わせて、道着も発達してきているからです。テコンドーでは軽やかな動きが多く、柔道のように相手の道着を掴むこともないため、動きやすい薄い生地となっていることが特徴です。上下に分かれており、そこに自身の級・段の帯をするスタイルとなっています。白ベースで、胸にテコンドーのシンボルがついています。有級者と有段者では淵、デザインに違いがあります。

  • 帯: テコンドーでは段級位制があり、それぞれの級位・段位で帯が異なります。帯の色には意味があります。 (昇級・昇段の制度についてはこちら)

  • 入門書: テコンドーの基礎的な知識がまとめられています。テコンドーを始めるにあたって覚えることが必須の内容ですので、普段の稽古と合わせ、ご自宅での復習に活用ください。

○ 黄帯になったら必要なもの

防具:
  • ▷グローブ
  • 公認のグローブが必要です。赤と青のグローブがあり、試合の時には各コーナーに合わせた色を着用します。成年部は10ozのグローブ、少年部は6ozのグローブになります。
  • ▷フットプロテクター
  • 公認のフットプロテクターが必要です。赤と青のフットプロテクターがあり、試合の時には各コーナーに合わせた色を着用します。サイズの種類は多数ありますので、自分の足に合った大きさのものを購入しましょう。

マウスガード: フェイスガードを着用する場合は任意になりますが、安全のため用意するようにしましょう。安価なものから高級なものまでかなり幅広く選ぶことが出来ます。

ファールカップ: 日頃の稽古でも男性は必要となります。

○ 大会出場時に必要なもの

フェイスガード: 有級者が大会の組手競技に出場するためには必要になります。

胴防具: 成年女子や少年部の稽古や大会の組手競技で着用します。

あると便利なもの

  • ミット: (ハンドミット、パンチングミット、ボックスミット、キックミット)初心者から有段者まで幅広く稽古で使用します。稽古では道場のミットを使用しますが、自分で持っていると、いつでも自主練ができます。
  • トレーニングタイマー: トレーニング時間・休憩時間・回数・セット数などを設定することができます。こちらも自主練であると便利です。
  • ランニングウェア、ランニングシューズ、ランニングポーチ: 押上道場では、稽古にランニングなどのロードワークを取り入れていますので、あると便利です。(ロードワークがもたらすテコンドーへの効果はこちら
  • ダンベル、トレーニングチューブ、テーピング、サポーター: 筋力トレーニングや、ケガの防止・痛みの軽減にお薦めです。
  • ドリンクボトル、お気に入りのスポーツドリンクや水、塩分タブレット: 稽古ではたくさん汗をかきますので、必要な水分やミネラルを補給できるようにしましょう。

  • テコンドー百科事典(要約版): (テコンドー百科事典についてはこちら)総合本と呼ばれることもあります。
  • テコンドー型の教本: 型についてまとめたものです。有級者向けのものは、Vol.1(10~6級)とVol.2(5~1級)があります。各道場指導員から購入が可能ですので、ご希望の方は先生までお知らせください。

以上、テコンドーに必要なものとあると便利なものをご説明しました。
必要なものは、事前に把握しておけば慌てないで済みます。
あると便利なものは、稽古を重ねる中でほしいと感じたら、購入を検討してみてください。
ものを揃えるのは初めは大変ですが、徐々にテコンドーグッズが集まると、うれしい気持ちにもなりますね。
好みのデザインのもので気分を上げたり、長く使って愛着を持つようになったりと、是非テコンドーを楽しむ一助としてください!