ITFのロゴに込められた意味

ITF(国際テコンドー連盟)のロゴは、1965年にテコンドー創始者・崔泓熙(チェ・ホンヒ)総裁によってデザイン・承認されました。このロゴには、ITFが大切にする価値観や理念が凝縮されています。創始者が思い描いた哲学、伝統、そして理想が、どのようにこのシンボルに込められているのか、ひとつひとつ見ていきましょう。 拳 ― 創始者の志と武の象徴 ロゴの中央に大きく描かれている拳は、崔泓熙将軍の拳を象徴しています。これは、肉体的な力を超えた、知恵の力を表しています。物質的、政治的な力とは異なり、知恵は一度得られれば失うことはなく、生涯にわたって私たちの行動、言葉、思考を導いてくれます。また、拳は規律、正義、自己制御、道徳的な強さといった、すべてのテコンドー修練者が追求すべき価値観が込められています。 地球儀 ― 世界に広がる理念 拳の背景には、経度・緯度線が描かれた地球儀があります。これは、テコンドーを普及させ、世界中の人々を結びつけるという、ITFの価値観と使命を象徴しています。実際、テコンドーは今や五大陸に広がり、国籍・文化・言語を超えて共通の価値を育む武道として、多くの人々に親しまれています。 陰陽 ― 対立を超えた調和の哲学 ロゴには、陰と陽を表す「太極図」が隠されています。これは東洋思想に基づく陰陽の概念で、自然界において一見相反する力が、実は調和とバランスによって共存していることを示しています。テコンドーにおいても、「心」と「身体」、「柔」と「剛」など、対極に見える要素が一つの流れの中で調和しています。 色彩の意味 ― 志を映す4つの色 1965年に生まれたITFのロゴは、半世紀以上にわたり受け継がれてきました。そこには、創始者が残した理念やテコンドーの価値観が刻まれています。私たちが稽古を重ねるとき、このロゴは常にその理念・価値観を思い出させ、進むべき道を示してくれる存在なのです。

テコンドーと他の武道・格闘技の違い

「テコンドー」と聞いて、どんなスポーツを思い浮かべますか?柔道のように道着を着て礼を重んじる姿、空手のように構えて突きや蹴りを出す姿、あるいはキックボクシングや総合格闘技のように激しく打ち合うイメージ、人によって想像するものはさまざまかもしれません。でも実は、テコンドーには、他の武道や格闘技とは違う、独自のスタイルと魅力があります。今回は、そうした違いや共通点を交えながら、「テコンドーならでは」の特徴をご紹介してみたいと思います。 漢字から見るテコンドーの特徴 テコンドーは、漢字で書くと「跆拳道」。この漢字が、テコンドーの特徴をよく表しています。 ・跆:「踏む・跳ぶ・蹴る」=足技を表します。・拳:「突く・打つ・受ける」=手技を意味します。・道:「心の在り方」「礼節を重んじる生き方」を意味する、武道に共通する精神的側面です。 つまりテコンドーは、手足を使って相手に打撃を与える武道でありつつ、礼儀や自己鍛錬を重視する“道”でもあるのです。これらは、他の競技と共通する点もありますが、テコンドーならではの特徴がいくつかあります。 一番の違いは「多彩で力強い蹴り技」 テコンドー最大の特徴は、何といっても「蹴り中心のスタイル」。空手にも蹴り技はありますが、テコンドーでは試合でも蹴りが主役になります。上段蹴り、中段蹴り、回し蹴り、跳び蹴り、後ろ回し蹴りなど、バリエーションは非常に多彩で、その多くが華麗な空中動作をともないます。テコンドーの組手(マッソギ)では、突きより蹴り技の方がポイントが高く、また、上段への攻撃や、空中で回転する蹴りどポイントが高くなるというルールがあります。たとえば、上段(顔)への跳び蹴りや後ろ回し蹴りなどは、得点が高く、試合でも勝負を分ける重要な技とされています。こうしたルールもあって、より難易度の高い技術が重視され、他の武道にはないダイナミックさと戦略性が生まれています。組手のルールに関する記事はこちら! ▶ たとえば柔道や合気道は「組技」「投げ技」が主体、また、柔術は、「寝技」「関節技」「絞め技」で相手を制する▶ 剣道は「竹刀による打突」、▶ 空手は「突き・蹴りの実戦的な間合い重視」。テコンドーも空手と共通する要素があるが、テコンドーではより蹴りの間合いを重視。▶ キックボクシングは実戦的な打撃を重視。KOや一本勝ちを目的とするため、威力とフィジカルが重要。▶ ボクシングはパンチのみで勝負する競技。フットワーク、反射神経、スピード、スタミナが問われる。▶MMA(総合格闘技)は実戦的な打撃と投げ技、関節技を重視。KOや一本勝ちを目的とするため、威力とフィジカルが重要。▶少林寺拳法は「突き」「蹴り」だけでなく、「投げ」「固め」も含む総合的な動きを特徴とし、護身と自己修養を重視。技術と精神修養が一体になった独自の体系を持つ。▶日本拳法は、防具をつけた実戦形式で、「突き」「蹴り」「投げ」「寝技」まで含む。競技としても発展しており、実戦性と合理性を両立している。▶ムエタイはタイの伝統格闘技で、ひじ・ひざを使った強烈な打撃が特徴。接近戦での攻防に長け、首相撲(クリンチ)も多用する。試合ではKOが重視され、打たれ強さや持久力も重要な要素となる このように、それぞれの武道・格闘技には特徴がありますが、テコンドーはその中でも「蹴り技中心のスタイル」と「華やかで戦略性の高い競技性」が際立っています。 コートの違いもスタイルに影響 競技が行われる場所(=試合コート)も、実はスタイルに影響を与える要素の一つです。たとえばキックボクシングやボクシング、MMAでは「ロープで囲まれたリング」で試合が行われるため、相手をコーナーに追い詰めたり、ロープを背にして攻防を展開したりと、リング特有の駆け引きが求められます。一方で、テコンドーの試合はロープのない四角いコートで行われ、広いスペースを自由に動き回れるのが特徴です。そのため、スピード感あふれる回避や飛び技が生きやすく、空間全体を使った立体的な戦い方が主流になります。 「型」のリズムも独特 テコンドーにも「型(トゥル)」がありますが、サインウェーブと呼ばれる上下動のリズムが大きな特徴です。これは、上下の波のような身体の動きを使って、力を効率的に伝える動作のこと。力強く滑らかな動きを身につけるための工夫で、空手の直線的でキレのある型とはまた違った味わいがあります。型を通じて、軸の安定や呼吸、目線、タイミングなどを養う点は共通ですが、その表現方法には流派や武道ごとの哲学が表れていて、興味深いところです。 テコンドーもまた「道」である もちろん、他の武道と同じように、テコンドーも単なる「戦う技術」だけを教えるものではありません。礼儀、正義、忍耐、謙虚さなど、人としての在り方を学ぶ「道」という側面が、何よりも大切にされています。たとえば、勝ってもおごらず、負けてもくじけない姿勢。相手に対する尊敬。そうした精神的な学びもまた、テコンドーを稽古する中で自然と身についていきます。テコンドー精神に関する記事はこちら! テコンドー選手の身体的特徴 テコンドー選手の身体には、競技の特性が色濃く表れています。華麗な蹴り技を支えるために、股関節が柔らかく、バランス感覚にも優れているのが特徴です。また、跳躍や回転動作を多く行うため、下半身や体幹の筋肉が特に発達しています。とはいえ、テコンドーはウエイト制の競技でもあるため、筋肉量はありつつもスマートで引き締まった体型の選手が多いです。型やパンチの稽古も多く行うため、上半身の筋力や姿勢の美しさも自然と鍛えられていきます。 テコンドーは、空手や柔道と同じく「武道」であり、キックボクシングやMMAと同じく「格闘技」でありながら、・蹴り技の比重が高い・華やかでダイナミックな動きが多い・サインウェーブを使った型のリズムが独特・防具を用いたポイント制の組手・広いスペースを活かした空間的な戦い方・スマートでしなやかな身体づくり といった点で、他の競技とは異なる個性を持っています。見た目が華やかでかっこいいだけでなく、その奥には深い身体のコントロールと心の成長がある。それが、テコンドーの魅力なのです。

テコンドーの技を習得するための5つのステップ

テコンドーの新しい技を習っているとき、自分が今どの段階まで出来るようになったのか、あとどのくらいで習得できるのか、不安に思うこともあるかもしれません。テコンドーの技を習得するには「5つのステップ」があり、順を追って達成することで着実に上達することができます。自分の現在位置や、次に取り組むべき段階を確認する道しるべとなりますので、このステップに従って習得するようにしましょう。 5つのステップ ステップ1:知る・学ぶステップ2:試行するステップ3:理解するステップ4:成功するステップ5:習得する ステップ1:知る・学ぶ 新しい技を習うときは、まずは正しい方法を知る・学ぶ、つまりインプットすることから始まります。先生からやり方を習い、知識として正しく覚えることができたら、次のステップに進みましょう。 ステップ2:試行する ステップ1で学んだことをアウトプットに移す段階です。習った知識のとおりに身体を動かし、繰り返しやってみましょう。初めはうまくいかないかもしれませんが、まずは自分の身体を習ったとおりに動かせるよう、何度も何度も試してみることが重要です。動きに身体が慣れてきたら、次のステップに進む頃です。 ステップ3:理解する どうしたら正しく技が出せるか、知識としてではなく身体で理解できる段階です。失敗からどうしたらうまくできるかを考え、さらにやってみるという「試行錯誤」を重ねます。その中で気づきを得られるようになり、その気づきからさらに修正を繰り返すことで、徐々に「分かる」「理解する」状態となります。このステップで得た「気づき」は、次のステップ以降も忘れないようにしましょう。 ステップ4:成功する ステップ3で理解した状態で練習を重ねると、「できる」という成功体験を得ることができます。毎回成功するわけではなく、何回かに1回できることがあるくらいの段階です。まだ動きがぎこちないこともあるでしょう。精度を高め、成功できる頻度を増やしていくと、次のステップになります。 ステップ5:習得する 「常にできる」とういう状態であり、できることが習慣化されている段階です。無意識でスムーズにできる状態です。成功体験を重ね、だんだんとコツをつかむことで、この段階に至ることができます。このステップを達成できれば、技を習得できたことになります。おめでとうございます! 以上が、テコンドーの技を習得するための5つのステップとなります。どのステップが欠けても、順番が違っていても、技をうまく習得することはできません。初心者でも上級者でも同様です。このステップを意識して、稽古に取り組むようにしましょう。また、各段階での技術的な練習と並行して、筋力、柔軟性、バランスも向上させていくことが大切です。さらに、5つのステップを乗り越えて技を習得した後も、常に、もっとスムーズにできないか、何か応用することはできないかなどを探求することが大切です。5つのステップは基本的な手順とりますので、それに留まらずに、身体作りやさらなる高みを目指した練習も心掛けましょう。

気持ちよく稽古するために

今回はTKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )の稽古の中で、皆さんに守っていただきたいことを紹介します。「謙虚な姿勢」、「調和」、「感謝の心」が根底にあり、当たり前のことかもしれませんが、お互いが気持ちよく稽古するためには大切なことです。 適宜、稽古の中でも周知徹底をしていますが、1人1人が心掛けていただくようお願いいたします。 挨拶 テコンドーの稽古は礼に始まり礼に終わります。必ず先生や他の稽古生等に対して自分から挨拶をしましょう。 敬意 先生や他の稽古生等、年齢や地位に関係なくお互いに敬意を示しましょう。 言葉遣い 適切な言葉遣いをしましょう。前項とも関連しますが、それだけで相手に敬意を示すことができます。 指示の遵守 先生や先輩の指示に従って稽古を行いましょう。特にスパーリング(組手)の稽古では、怪我をしないためにも指示をよく聞き、安全に配慮して稽古に励みましょう。 時間管理 時間を守りましょう。自分の遅れが、他の人の時間を奪うことにも繋がります。事情があって遅れてしまう場合は、先生や他の稽古生に対して誠意のある態度を示しましょう。 両手で受け渡し 稽古中に人にミットなどの物を受け渡しする際は、受け取る側も渡す側も、両手を使いましょう。用具を大切に扱う心、相手に丁寧に接する心を持って行います。 施設・備品の使用 施設や備品は感謝を込め、きれいに使いましょう。ミットなどを使った場合は、アルコール消毒をしてタオルで汗などを拭きとりましょう。 身だしなみ 道着は常に清潔にし、整えておきましょう。帯がほどけた状態にならないようしっかりと結びましょう。 整理整頓 自分の持ち物はすべてロッカーに入れましょう。入りきらない場合も人の迷惑にならないように、まとめて隅に置きましょう。 道場の一員として相応しい行動を 先に道場に入った人は道場の顔でもあります。皆さんの発言や行動はまわりの人からよく見られています。後から入門した人ががっかりしない道場にしましょう。 体調管理 体調が万全でない場合は無理をせず休憩しましょう。他の稽古生の練習の質の低下や、怪我に繋がる場合もあります。 ミット受けも練習 ミットで受ける側も真剣に取り組みましょう。ミットを使った稽古は技を出す側(打つ側)だけでなく、受ける側の練習でもあります。特にミットで受けることは相手の攻撃を間近で見る良い機会で、防御の練習に最適です。 型の稽古 型の順番を間違えないように気をつけましょう。皆で合わせている中1人が間違えると、練習が中断され、周囲の集中力も切れてしまいます。 組手の稽古 怪我をしない・させないように気をつけましょう。組手を実戦形式で行うスパーリングは、TKD-SORAでは以下の種類に分けています。それぞれの目的に合わせて技のスピードやパワーのコントロール、距離感とタイミングを調整することで、怪我を防止します。 ・マススパーリング:相手に攻撃を触れさせない練習方法で、相手をよく見て距離感とタイミングを学ぶための練習です。自分の攻撃は相手に当てないようにしましょう。・ライトスパーリング:名前のとおり攻撃を軽く当てるのみで、ダメージが無いようスピードとパワーをコントロールする練習です。距離感とタイミングに加え、コントロールを覚えましょう。自分にとっての「軽い」攻撃ではなく、相手にとっての「軽い」攻撃であることに注意をしてください。相手にとって軽くなければ、怪我の原因になります。・スパーリング:スピードとインパクトのある攻撃を行う練習方法で、相手のプレッシャーを感じながら攻防を楽しみます。必ず防具(グローブ、フットプロテクター、マウスピース等)を付けて行ってください。 相手に怪我をさせないだけでなく、自分が怪我をしないことも重要です。自分が怪我をすると、相手にも嫌な気持ちをさせることになります。マナーとして、上記は守るようにしてください。 以上が、当道場で守っていただきたいこととなります。皆が気持ちよく稽古をするためには、道場全体で取り組むことが重要です。1人でも逸脱する人がいると、道場の雰囲気の悪化に繋がる可能性がありますが、全員が守れば、稽古がより充実した場となり、テコンドーを楽しく続けることができるでしょう。また、これらはテコンドーに限ったことではありません。是非、道場外でも自然に実践できるよう、身に付けてください。日々の生活で心を豊かに保つ手助けになるはずです。今回紹介したことを守ることで、精神鍛錬を行い、凛とした強い心を養いましょう。

テコンドー押上道場の稽古(2023年時点)

TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )では、毎週土曜日13:00-16:00に稽古を行っています。どのような稽古を行っているか、ある1日の成年部練習メニューを紹介します。 13:00前 挨拶・一礼 稽古開始前には先生に挨拶して「テコン」とお互いに一礼を済ませます。また、稽古開始前の時間は一礼・挨拶をするだけでなく仲間とのコミュニケーションや先生へ個別質問をしたり、アドバイスをもらうのに最適な時間です。 13:00〜準備運動・ストレッチ・ウォーミングアップ 先生の号令で基本的な運動をします。まずは小さな動きから行い、怪我を予防します。 準備運動:稽古で最高のパフォーマンスを出せるよう準備をします。体温を上げ、固くなった身体をほぐし、筋肉の状態を整えます。身体の間接の一つ一つをよく動かすようにしましょう。 ストレッチ:身体を動かして柔軟性を高める動的なストレッチや、反動をつけずに筋肉をゆっくりと伸張させる静的なストレッチを行います。 ウォーミングアップ:基本的な跳躍や前転・後転・側転などの器械体操といった身体操作の練習等を行います。ゲーム形式で行う場合もあります。 13:25〜休憩 13:30〜反復練習 基本となる技術を習得するため、反復練習を行います。テーマは日によって様々ですが、組手の稽古につながるステップや蹴り技、型の稽古につながる動作や立ち方を繰り返し行いフォームを整えます。回数を重ねることで意味を理解し身体に動作が染みつきます。 14:00〜サンドバッグ打ち・ミット打ち サンドバックやミットにキックやパンチなどの技を打ち込む稽古をします。ここでは的に技を当てる正確性と力を出す能力を養います。技を磨き、洗練させるための稽古です。 15:15〜組手の稽古 パートナーと向かい合って相手の攻撃を受けたり避ける練習や、自分から攻撃する稽古をします。 相手に触れないマススパーリング等で、安全に配慮しながらも実践に近い稽古も行います。 15:40〜自主トレーニング 当日習った内容や個人の課題を反復練習するなど、自主トレーニングを行います。 上記のほか、スクワット、腕立て、バーピージャンプ等、身体づくりのためのフィジカルトレーニングを行うこともあります。いずれも、体調や安全に配慮した稽古を行います。 以上が成年部練習メニューの一例となります。押上道場にご興味のある方は、練習の流れをイメージいただけましたら幸いです。道場生の方は、全体感を把握したり各練習の目的を理解することで、効果的な稽古に繋げていただければと思います。

テコンドーの基本的な用語

TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )に入門してまず習うのは、「礼」です。武道の稽古は「礼に始まり礼に終わる」と言われます。礼によって相手を尊重し、敬意を示す、武道で大切にされる精神です。テコンドーの稽古で礼をするときは、 チャリョッ(차렷:気をつけ)キョンネ(경례:敬礼) という韓国語の号令でお互いに頭を下げ、お互いに「テコン(태권)」と言うことで礼をします。他にも韓国語の号令や用語がたくさんありますので、紹介します。 数の数え方 韓国語では日本語と同様に、漢数詞(1, 2, 3…)と固有数詞(1つ, 2つ, 3つ…)があります。テコンドーの稽古で数を数えるときは、蹴りや動作の反復をする際など、主に固有数詞を使います。漢数詞も番号などで使うこともあります。漢数詞は漢字に由来していることから、中国語や日本語の発音とも似ていますね。 漢数詞 (番号などで用いる) 固有数詞(稽古で毎回使う) 1 일(イル) 1つ 하나(ハナ) 2 이 (イー) 2つ 둘(トゥル) 3 삼(サム) 3つ 셋(セッ) 4 사(サー) 4つ 넷(ネッ) 5 오(オー) 5つ 다섯(タソッ) 6 육(ユッ) 6つ 여섯(ヨソッ) 7 칠(チル) 7つ 일곱(イルゴプ) 8 팔(パル) 8つ 여덟(ヨドル) 9 구(クー) 9つ 아홉(アホプ) 10 십(シプ) 10 […]

ITFとWTについて

テコンドーには、大きく分けて「国際テコンドー連盟(ITF)」と「ワールドテコンドー(WT)」という2つの系統があります。 どちらも型と組手の競技があり、蹴り技に重きを置いている等の共通点がありますが、その競技特性やルールは異なります。 【歴史】 テコンドーを命名した韓国の崔泓熙(チェ・ホンヒ)総裁は、1966年3月22日、9ヶ国の承認を受けて、国際テコンドー連盟(International Taekwon-do Federation、略称:ITF)がソウルに発足しました。1972年カナダ(トロント)に本部を移します。1985年以降、ITFは、オーストリアのウィーンに本部を移転し、2023年現在は3代目会長のリ・ヨンソン会長のもと活発な活動を続けています。一方、1973年、韓国(ソウル)では世界テコンドー連盟(World Taekwondo Federation、略称:WTF)(2017年、ワールドテコンドー(WT)に改称)が設立され、テコンドーは2つの系統に分かれて発展していくことになりました。 【型】 決められた演武線の上で、手足を使った技の正確性やパワー、呼吸、バランス、リズム等を評価して競います。身体のコントロールや表現力が試される競技です。ITFでは型を「トゥル」と呼び、24種類の型があります。力の理論に基づき、全身のバネを駆使したダイナミックな動作によって構成されています。WTでは「プムセ」と呼び、17種類の型があり、テンポの良い動作により構成されています。 【組手】 決められた部位で、決められた場所を正確に攻撃・防御する技術を得点で競います。蹴りのポイントが高くなっています。 ITFとWTでは有効技によるポイントの付け方に違いがあります。ITFでは組手を「マッソギ」と呼びます。多彩で力強い足技に加えて、顔面への突きも認められており、手技と蹴り技のバランスが良いルールになっています。WTでは「キョルギ」と呼び、頭部への攻撃は蹴り技のみが認められています。 【その他の競技】 ・スペャルテクニック 指定された跳び蹴りによる板割りを行い、その高さまたは距離を競います。華麗で打点の高い足技を有するテコンドー独特の競技であり、跳躍力、柔軟性、正確性を培うことができます。ITFのみにある競技です。 ・パワーブレイキング 指定された手技・足技により割った板の枚数を競います。技の「威力」を鍛えることが出来ますが、単純な筋力だけでは多くの枚数を割ることは出来ないため、潜在的な力を引き出す身体操作や、針穴に糸を通すような正確な技術も身に付けることができます。 こちらもITFのみにある競技です。 【コート】 ITFでは正方形のコートに対し、WTでは八角形のコートで競技を行います。 【演武】 型や飛び蹴りによる板割りなどのパフォーマンスを行います。ITFもWTも、ダイナミックに身体を使ったテコンドーの技を披露します。演武には勝敗はありませんが、高度なテクニックを使ったパフォーマンスに、観客も盛り上がります。 どちらも習い事として人気がありますが、ITFは武道色が強く、WTはスポーツ色が強いという特徴があります。その特徴から、WTは2000年のシドニーオリンピックから、オリンピックの正式種目にもなっています。より実践的な武道を学びたい方はITFテコンドー、スポーツとして楽しみたい方はWTテコンドーが向いていると言えます。 TKD-SORA(押上テコンドークラブ / テコンドー押上道場 )は、ITFの日本協会である日本国際テコンドー協会(https://www.taekwon-do.co.jp/)に所属しています。当ホームページでは、特段の記載がない限り、「テコンドー」はITFテコンドーを表します。 武道としてのテコンドーに興味がある方は、是非、無料体験にお越しください。トップページのお問い合わせフォームより受付しています。

テコンドーについて

テコンドーは、韓国の崔泓熙(チェ・ホンヒ)総裁が朝鮮の古武道や日本の空手などを融合し、科学的に改良・発展された近代武道です。1955年にテコンドーの名称が公式に認定されました。 漢字では「跆拳道」と書きます。「跆」は、踏む、跳ぶ、蹴る、という足技を、「拳」は突く、叩く、受ける、などの手技を、「道」は、礼に始まり礼に終わる人の道、すなわち、精神を表しています。 「跆」「拳」の漢字が表しているとおり、手を使った「受け」や「突き」、足による蹴りなどの技術の一つ一つを習得し、極めるための稽古を行っています。特に蹴り技が多いのが特徴で、多彩で力強い蹴り技から、「足のボクシング」と称されることがあります。また、手足を武器のように使って、身一つで自分の身を守る、護身術としての技術を学ぶことができます。 他の武道同様、精神性も重視されます。 特に韓国発祥の武道であるため、目上の人に対しての礼儀や、両親などを大切にする心など、儒教の精神が根強く反映されています。テコンドーの5つの精神「礼儀」、「廉恥」、「忍耐」、「克己」、「百折不屈」は、修練するに当たり実践すべき目標として掲げられています。これらの精神は、他人に対して敬意を示すこと、自分自身を戒め、謙虚な姿勢が大切であることを教えています。 テコンドーは、力の原理が体系化されているため、誰にでも学びやすい武道です。強くなりたい、大会に出場し試合に勝ちたい、護身術を身に付けたい、健康のために運動したい、身体を柔らかくしたい、ダイエットをしたい…など、様々な人が、様々な目的で続けることができます。老若男女を問わず楽しめ、実践できる武道として、世界中で5000万人以上の人がテコンドーを学んでいます。日本でも、子どもから大人まで、たくさんの人が習い事としてテコンドーを楽しんでいます。 現在、テコンドーの国際組織は大きく分けて2つあります。「国際テコンドー連盟(ITF)」と「ワールドテコンドー(WT)」です。ITFテコンドーは、伝統的な武道の要素がより強く残っていることが特徴です。WTテコンドーは、スポーツの要素が強く、オリンピック競技にもなっています。TKD-SORA押上道場は、ITFの日本協会である日本国際テコンドー協会に所属しています。当ホームページでは、特段の記載がない限り、「テコンドー」はITFテコンドーを表します。 TKD-SORA押上道場は、テコンドーの歴史を重んじるとともに「跆」「拳」「道」のバランスを大切にし、技術的な指導はもちろん、テコンドー特有の精神も教えています。また、それぞれがテコンドーを学ぶ目的を尊重し、一人一人がテコンドーを通して人生を豊かにするお手伝いをします。